伝説の家政婦・志麻さんの「チョコクリーム」
今回のレシピは、日本テレビ系『沸騰ワード10』で紹介されたタサン志麻さん考案の「チョコクリーム」。
「チョコクリーム」と聞くと、スイーツというより「え、パンにぬったりするもの?」と思いますよね。
そうではなくて、プリンでもムースでもない、でもその中間のような良いとこどりの“なめらかすぎる本格チョコデザート”なんです。
実際に一緒に作ってみましょう!
材料(グラス2~3個分)
- 板チョコレート…2枚
- 牛乳…250㏄
- バター…12g
- 小麦粉…10g
- 砂糖…適量(お好み)
とてもシンプルな材料ですよね!
チョコレートの種類はお好みでビターにしてもおいしいそうですよ。筆者は定番の2種類の板チョコレートを混ぜて使うことにしました。
作り方①バター、小麦粉の入った鍋を弱火にかけ、牛乳も加え加熱
鍋にバター、小麦粉を入れて弱火にかけ、牛乳も加えたら泡だて器でダマができないようにたえず混ぜます。
砂糖を入れる場合はここで砂糖も入れましょう。筆者はチョコレートだけで十分甘くなるだろうと予想して砂糖は入れませんでした。
少しとろみがついてくるので、粉っぽさがなくなったらゴムベラに持ち替えて混ぜるのがおすすめです。
作り方②牛乳があたたまったらチョコレートを割り入れる
牛乳から湯気が立ちはじめたら、板チョコレートを割り入れ、溶けるまで混ぜ続けます。
※沸騰した牛乳の中にチョコレートを入れると分離する原因になります。沸騰前の湯気が立ち始めるくらいで入れて、そのまま溶かしましょう。
大ざっぱに入れてもちゃんと溶けていきますよ。
作り方③容器にうつし、冷蔵室で冷やす
お好きな容器に②を流し入れて、冷蔵室で2時間ほど冷やします。
ぴったりとラップをしてしまうとラップについた水滴がチョコクリームに入ってしまうので、ラップなしか気になる場合はふんわりとラップをしてください。
新食感…!なめらかとろぷる上品スイーツ
いざ、実食。
卵もゼラチンも入れていないのに、かたまっているように見えます。
ただ名前も「クリーム」とついているので実は全くかたまっていない液体状なのではという疑念が払しょくしきれません。
何かトッピングをしたくなり、恐る恐るいちごをのせてみたところ、沈みません!
かといってプリンやムースのようにカチっとかたまっている感じもなく、わくわくした気持ちでスプーンを入れてみると……。
とろんとした、かといって垂れていくわけでもないなめらかなチョコクリームがお目見え。
口の中に入れるとひんやり、そして溶けていくような新感覚……!
甘さは砂糖なしでも十分甘く、そしてチョコレートがたっぷりなので濃厚。
プリンでもムースでもアイスでもない、不思議でなんともおいしい上品スイーツでした。
板チョコ2枚あったら
伝説の家政婦といわれるタサン志麻さん考案の「チョコクリーム」。
分類すると「なめらかプリン」に近い食感でしたが、卵も生クリームもゼラチンも必要なくこの食感が出せるのは驚きました。冷やす以外作業時間は10分ほどですよ。
板チョコレートを買ってぜひ「チョコクリーム」を作ってみてくださいね♪