レストランのシェフもやってる!目玉焼きの作り方
おいしい目玉焼きを作るのに必要なものは、どのご家庭にもある「ザル」。
焼く前にザルで卵をこすと、卵白の余分な水分が取り除かれて、見た目や食感が格段によくなります。
実はこの方法、レストランのシェフも使っているテクニックなんです。おうちでレストラン級の料理が食べられるのはうれしいですよね。
たったひと手間!ザルで卵をこすだけ
さっそくザルに卵を割り入れると、余分な白身がポタポタと落ちてきました。
あとはいつも通りフライパンで、ザルに残った卵のほうを焼くだけ。ちなみに卵は低い位置からそっと入れることで、黄身の組織が壊れずふんわりと仕上がりますよ。
普通に焼いた目玉焼きと比較して検証
左:普通に焼いた目玉焼き
右:ザルで卵をこしてから焼いた目玉焼き
左側は白身がダラーッと流れて形がいびつなのに対し、右側はキレイな円形になりました。これだけでかなりおいしそうに見えますね。
いつも食べているものよりも、プリッとした食感で味も濃厚。
ザルでこすという簡単なひと手間で、これだけの差が出るとは驚きでした。
ぷりぷり食感の目玉焼きは「鮮度」で決まる!
丸くてぷっくりした目玉焼きを作りたいなら、新鮮な卵を使うのがおすすめ!卵を割ると黄身の周りにこんもりと盛り上がった白身があり、その外側に水っぽい白身がありますよね。
この盛り上がった部分を「濃厚卵白」と呼び、鮮度が落ちるとサラサラで水っぽい「水溶性卵白」へと変化します。
そのため、古い卵をザルでこすと白身の割合が少ない小さな目玉焼きになってしまうんです。プリッとした食感もなくなるので要注意です。
簡単ひと工夫でプロ級の目玉焼きに!
フライパンに卵を割り入れるだけでできる目玉焼き。作り方に差なんてないと思っていましたが、ちょっとしたひと手間で見た目も味もグンとよくなりました。
洗い物が増えてもいい休日の朝に、ぜひ試してみてください。