鉄棒に足をぶつけた! まさか骨折!?
次女が幼稚園の年長だったころのことです。家の鉄棒で空中逆上がりをするために、鉄棒を登ろうとして足を上げました。すると、鉄棒の横の柱に足をぶつけてしまったのです。
「痛い!」とうずくまる次女。痛がっている右足の小指を見ましたが、特に異常はありません。ひとまず様子を見ることにしたものの、鉄棒にぶつけてから2時間ほど経ったころに再び小指を確認すると腫れていたのです!
骨折しているのかもと思い、整形外科でレントゲンを撮ってもらったところ、小指の骨にヒビが入っていることが判明。先生からは「全治3カ月だけれど、子どもだから骨がつくのが早いかもしれない。でも動き回っていると治りが遅くなるから安静に」と言われました。
次女は足の小指と薬指をまとめてテーピングされ、ギプスをしてつま先からひざ下まで包帯でグルグル巻きになって病院から帰りました。
なかなか安静にできず、結局治ったのは…
病院の先生には、できるだけ安静にするように言われていました。しかし、ギプスで包帯を巻いている状態で歩くとつるつる滑るのがおもしろいようで、次女は帰ってすぐから右足でスケートをするようにあちこち歩き回っていました。安静にするよう注意し、座ってできることをするように何度も言いましたが、一向に聞かなかった次女。
やがて2週間ほどでギプスは外れ、小指と薬指をまとめてテーピングするだけになり動きやすくなったからか、次女はますます元気いっぱいに遊んだのです。親の制止の声も聞かず、鉄棒の練習を再開し、ダンスをしたり側転したりしていました……。きっと幼稚園でも走り回っていたのだと思います。
病院には最初の1カ月目は毎週、2カ月目は2週間ごと、3カ月目以降は月1の頻度で通いましたが、先生から何度安静にと注意されても聞きませんでした。そして、レントゲンを撮ってようやく完治したと先生に言われたのは、事故が起きた4カ月後だったのでした。
ケガをしてしまいましたが、次女は変わらず鉄棒が好きなので撤去はしないことに。安全対策として鉄棒のぶつけたあたりには緩衝材を巻き、それ以降、事故は起きていません。
この3年後に私がスキーで骨折をし、同じ病院に通いましたが、先生の言葉通りに安静にして日常生活に気をつけたら順調に回復。やはり先生の言葉を聞き、患部に負担をかけない生活が大切なのだと思いました。今後、子どもたちが骨折などのケガをするようなことがあったら、動き回らないようしっかり伝えたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:田中久美子/30代女性/2013年生まれの長女、2015年生まれの次女、2018年生まれの三女、2021年生まれの長男のママ。うっかり者のママからしっかり者の子どもたちが生まれてくれたことに感謝しながら、毎日を楽しく暮らしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)