ひと手間プラスで安いお肉もとびきり美味しく!パリパリチキンステーキ
料理人・鳥羽周作さんがXで紹介したのは、鶏もも肉を使った「最高のチキンステーキ」。
チキンステーキといえば我が家でも献立によく登場するほど身近な料理ですが、鳥羽周作さんのレシピは「パリパリを超えてバリバリ」な皮の焼き方が特徴なんです♪
正直なところ、家ではただ焼くだけで作り方をあまり意識していなかったので、本格的なチキンステーキの作り方を教えてもらえるなんてありがたい!
材料は5つと少ないところもポイントなので、鶏もも肉が安く手に入った日にはぜひ作ってみて欲しいレシピです♡
筆者は今回、売り場で一番安くゲットした100gあたり108円の鶏もも肉を使ってチャレンジしてみます!
鳥羽周作さん「最高のチキンステーキ」の作り方
材料(鶏もも肉1枚分)
- 鶏もも肉・・・1枚
- 塩・・・鶏もも肉の重量の1%
- 油・・・大さじ2
- 胡椒・・・適量
- にんにく・・・1かけ
作り方①鶏もも肉の余分な脂やスジを取り除き、身側にラップをして皮目を上にし冷蔵庫で1〜2時間乾燥させる
鶏もも肉は余分な脂やスジを取り除いておきます。
次に身の方にラップをして、皮目は上にしてなんと「ラップをせず」そのまま冷蔵庫に入れて1〜2時間乾燥させましょう!
皮目にはラップをせず冷蔵庫で乾燥させるなんて考えたこともなく、どんな皮の食感になるのか楽しみです。
作り方②両面に塩を振り、フライパンに皮目から入れ、身側に胡椒をふって中火でじっくり焼く
乾燥させた鶏もも肉を取り出し、両面に塩を振ります。
フライパンに油を入れたら皮目が下になるように鶏もも肉を置き、身の面に胡椒を振りましょう!
そのまま中火でじっくりと焼いていきます♪
作り方③潰したにんにくを加えて、身側にフライパンの油をスプーンでかけながら火を通す
にんにくを潰してフライパンの油に加え、熱した油をスプーンですくって鶏もも肉の身側にかけながら火を通します。
フライパンを傾けて油をスプーンに溜め、繰り返し鶏もも肉にかけるのがおすすめですよ。
熱した油を鶏もも肉にかけて火を通す発想も今まで思いついたことがなかったので目からウロコ!
フライパンの底から熱して火を通すだけでなく、油をかけることで上の面まで調理できるなんて驚きですよね。
作り方④皮がパリッと焼けたら、裏返して身側を少しだけ焼き、火が通ったら完成!
皮目がパリッとしてきたら裏返し、身の面を焼いていきます。
ひっくり返してみると、皮目のこんがり具合がものすごい!!
鶏もも肉は焼き終えるまでに10分ほどが目安だそうで、皮面が下のときにしっかりと油で火を通してから裏返し、身の面はほんの少しだけ焼くくらいのイメージです。
そうすれば蓋なしでも十分火が入ります。
筆者は少し心配だったので、竹串で刺して火の通りをみながら身の面を焼きました♪
厚めのところに竹串を刺してみて、透明な肉汁が出れば火が通っている目安になるので参考にしてみてくださいね。
焼き上がったら、食べやすい大きさにカットしてくださいね。
断面を見てみると、油をかけた効果かしっかりと火が通っていることがわかります!
皮のパリパリが絶品!身はぷりっぷり&ジューシー♡
鳥羽周作さんの「最高のチキンステーキ」が完成!
皮がパリパリすぎて「フライドチキン作った!?」と間違えそうなほどのビジュアルです。
見た目も香りも、いつも自分が家で作っているチキンステーキとはまるで別物のように感じます(笑)。
潰してじっくりと油の中で泳がせていたにんにくの香りが、どこからでも漂ってくるほど!
食べてみると、皮のパリッとした食感は見た目以上......!
薄い皮1枚だけがパリッパリの歯応えで、すぐ後に口に入る鶏もも肉の身はぷりぷりのやわらか食感♪
そして味付けは塩と胡椒、にんにくのみとシンプルですが、いつものソース味よりも格段に美味しいんです。
肉売り場で一番安かったお肉が、冷蔵庫で皮を乾燥させるひと手間でここまで美味しくなるなんて、自分では想像も出来なかったレシピでした♡
パリパリがクセになる♪鶏もも肉があったらぜひ作ってみて〜!
今回は、鳥羽周作さんがXで紹介していた「最高のチキンステーキ」を作りました。
この皮のパリパリ食感を1度味わったなら、もういつものチキンステーキには戻れないはず!
子どもから大人まで楽しめる鶏肉料理なので、ぜひ献立作りの参考にしてみてくださいね♡