「塩マグロ」はさまざまな料理に使える！
今回参考にしたのは、NHK『おはよう日本 関東甲信越』で、元水産庁官僚・ウエカツさんこと上田勝彦さんが紹介したレシピです。
安いマグロでも、濃厚な旨みを楽しめる裏技は必見。
昔ながらの知恵を活かしたテクニックで、手軽に美味しいマグロ料理を食べられますよ。
ウエカツさん「塩マグロ」の作り方
材料(お好みの量で)
- マグロ（刺身用の柵）…お好みの量
- 塩…適量
今回は、約200gのマグロに対し、大さじ1杯程度の塩を使用しました。
作り方①マグロに塩を振る
マグロの柵全体に、塩を振りましょう。塩はすり込まず、振りかけるだけでOK。
15分ほど放置すると、水分がたっぷりと出てきました。
これはドリップと呼ばれる水分で、処理しなければ生臭さの原因になります。
作り方②塩を洗い流す
塩がマグロに馴染み溶けてきたら、流水で洗い流しましょう。
作り方③水分を拭き取る
キッチンペーパーなどで、水分をしっかりと拭き取ったら完成です。
お好きなサイズに切っていただきましょう。私はこの後、いつも通り短冊切りにしました。
【実食】塩マグロをそのまま食べてみた
塩マグロと普通のマグロを食べ比べてみたところ、味と食感の違いは歴然。
塩マグロの旨みがとにかく濃くて、臭みがありません。
普段は美味しく食べているはずのマグロの刺身が、何だか霞んでしまっています。
普段、カルパッチョなどを作る際に食品用脱水シートを使うこともあるのですが、コスパを考えるとウエカツさん式の方法で十分かも。
塩マグロを使った「塩マグロのユッケ風」の作り方
材料（2人分）
- 塩マグロ…150g
- ねぎ…15cm
- 生姜…1かけ
- パクチー（お好みで）…適量
- 豆板醤…小さじ1
- ごま油…大さじ1
私は上記の分量で作りましたが、元レシピでは分量の詳細がありませんでした。
塩マグロの塩気で大方味が決まっているので、豆板醤の辛みにさえ注意すれば、ある程度適当でも大丈夫そうです。
作り方①塩マグロを切る
塩マグロを、短冊切りにします。
もちもちと弾力のある食感を楽しみたい場合、カットは厚めがおすすめです。
作り方②しょうがとねぎを切る
生姜とねぎを、千切りにしましょう。
作り方③全て混ぜ合わせて盛り付ける
①で切った塩マグロと②の生姜とねぎ、豆板醤、ごま油を混ぜ合わせます。
皿に盛り付け、お好みでパクチーを添えたら完成です！
【実食】中華風アレンジ！「塩マグロのユッケ風」を食べてみた
早速、一口食べてみたところ……即二口目。
もう、マグロが絶好調なんです。スーパーで買った格安のマグロがここまでグレードアップするなんて、チート技すぎ。
プリッと弾力があり、臭みは一切感じません。生姜やねぎの風味もアクセントになり、飽きのこない味わいに仕上がっています。
ごま油×豆板醤×塩マグロの絶妙なバランスを感じながら「ご飯とお酒のどちらに合うか」という、世界一幸せな（かつしょうもない）悩み事に頭を抱える始末。
このとき、多めに作っておいたユッケを近所に住む友人におすそ分けしたのですが、一旦冷蔵庫に入れた後、ルンルンでビールを買っていたのを見逃しませんでした。
パクチーが苦手という方は、小ねぎや三つ葉、かいわれ大根などを代用しても良いですね！
卵黄をトッピングして、崩したものを絡めながら食べると、まろやかになってこれまた絶品！
失敗しようがない簡単レシピなので、おもてなしにもおすすめですよ。
「塩マグロ」があれば料理の幅が広がる！
今回は、塩マグロと、塩マグロのユッケ風に挑戦してみました。
番組内では、カルパッチョやしめマグロ（しめサバのマグロ版）、タヒチの伝統料理まで！？塩マグロを使ったアレンジ料理が紹介されていて、どれも美味しそう！
塩マグロさえあればどれも簡単なので、ぜひお試しくださいね。
