この秋、比較的価格が安定しているのは「さといも」
教えてくれたのは・・・野菜の目利きのプロ、本多 諭(ほんださとし)さん
大田市場で野菜の仲卸業を70年以上営む、家業の株式会社大治(だいはる)に入社。平成28年に代表取締役社長に就任。
青果物の流通のプロとして産地の開拓など「質の良い野菜」にこだわり、旬野菜やトレンド野菜についても広い知見の持ち主。野菜の目利きのプロとしてメディア取材も多数経験。
この秋、さといもが推し野菜のワケ
本多 諭さんに、この秋にさといもがおすすめの理由と、見分け方を聞いてみました!
「秋から冬にかけて旬を迎えるさといも。保存もきくので、使いやすい野菜です。根野菜なので、台風などの影響を受けにくいのも特徴です。煮物や汁物の具材としても活躍します。ねっとりとした食感を楽しみましょう。(本多さん)」
おいしいさといもの見分け方
「①皮が乾燥し過ぎておらず、しっとりと湿っているものが新鮮である目安です。」
「②皮のしま模様がくっきり見えていて、固いもの、また、泥が付いたまま売られているもののほうが風味が良いです。」(本多さん)
泥のないきれいなさといもも見かけますが、実は泥が付いていて湿っているものの方がおいしいんですね!
さといもレシピ「里いもとベーコンのマヨネーズ炒め
画像提供:キユーピーサラダファーストプロジェクト
最後に、キユーピーさんがおすすめする、「さといも」を使った時短レシピをご紹介します!
一皿で主役級のレシピなので、ボリューム&満足感も得られます。
材料(2人分)
・里いも...3個(150g)
・ベーコン...3枚(60g)
・小ねぎ...2本(4g)
・しょうゆ...大さじ1
・キユーピー マヨネーズ...大さじ2
作り方
①里いもはよく洗い、耐熱皿に入れ、ラップをかけ、レンジ(600W)で約5分加熱する。
②水に取り、流水にさらしながら皮をむき、1cm幅に切る。
ベーコンは2cm幅に切る。
③合わせて読みたい記事,71852,71151,70993フライパンにマヨネーズ大さじ1を入れて火にかけ、①と②を焦げ目がつくまで炒めたら、残りのマヨネーズとしょうゆを加えてさっと炒める。
④器に③を盛りつけ、小口切りにした小ねぎを散らす。
さといもといえば煮物が定番ですが、炒め物でもほっくりした食感を楽しめていいですね!
ぜひ、選び方とレシピを参考に、さといもを召し上がってみてはいかが?