「冷凍炒めひき肉」のメリットとは?
Instagramでラクうま冷凍ストック、冷凍活用レシピ、シンプルレシピを発信して、大人気の冷凍子ママ(@reitoumama)さんが投稿していた方法でひき肉を冷凍してみました。
調理時に成形など手を加えるものは、そのまま生で冷凍するのがいいそうですが、それ以外の場合は少し炒めてから冷凍すると、とても便利です。
簡単に調理できるのはもちろん下処理をしているため、生のまま冷凍したものに比べると、ひき肉特有の臭みが出にくいのだとか。
冷凍子ママさんによると、他にも多くのメリットがあるようです。
「冷凍炒めひき肉」のメリット
- コクが出る
- 保存期間が長くなる
- 加熱済なので後からの調理が楽になる
- 炒めているためドリップが出にくい
- ひき肉特有の臭みが出にくい
保存期間は、生のまま冷凍なら約2週間のところ、「冷凍炒めひき肉」は約3〜4週間保存可能になるとのこと。長期間の保存ができて、なんだかいいことばかりです。
SNSでも「考えたことなかった...」「勉強になります」と賛同の声がたくさん♪
そこで今回「冷凍炒めひき肉」と生のまま冷凍したものではどれだけ違いが出るのか、検証してみました。
冷凍子ママさん「冷凍炒めひき肉」の作り方
まずは「冷凍炒めひき肉」の作り方を紹介します!
ひき肉を炒めて、袋に炒め汁まで入れて冷凍する、とてもシンプルな保存方法。
板状にして冷凍すると、使うときに使う分だけパキッと折れるので便利ですよ。
【コロッケを作って検証】生のまま冷凍と、「冷凍炒めひき肉」はどう違う?
生のまま冷凍したひき肉と、「冷凍炒めひき肉」をそれぞれ100gずつ用意し、コロッケを作ったときの味を比較します。
材料(3人分)
- 豚ひき肉…200g(生のまま冷凍したひき肉100g・「冷凍炒めひき肉」100g)
- 冷凍したみじん切り玉ねぎ…1/2個
- じゃがいも…3個
- 塩・こしょう…各適量
- 卵…1個
- 小麦粉…適量
- パン粉…1/2カップ
- 油…適量(揚げる用)
※今回は、みじん切りにして冷凍した玉ねぎを使用しました。
作り方①材料を準備する
それぞれのボウルにひき肉と冷凍みじん切り玉ねぎ、じゃがいも、塩、こしょうを入れて混ぜ、俵型に成形しました。
「冷凍炒めひき肉」は凍ったまま使えるため、調理時間を大幅に短縮できました。
生のまま冷凍したひき肉は一度解凍し、さらに炒めてから使ったので、手間もかかるうえに、ドリップが多く出て、扱いにくい印象です。
急激に解凍するとドリップがさらに出やすく、生のまま冷凍したひき肉を使うときの悩みどころ。
「冷凍炒めひき肉」は、あらかじめ加熱しているため、この大変さを解消してくれますよ。
作り方②揚げる
俵型にしたら、小麦粉、卵、パン粉で衣をつけ、170〜180℃に熱した油で揚げましょう。
表面がきつね色になったら完成です。
【検証結果】「冷凍炒めひき肉」を使った方が、臭みがなくて食べやすい
今回、コロッケを作って比べてみたところ、「冷凍炒めひき肉」は調理がとても楽でした。
一方で生のまま冷凍したひき肉は、一度解凍して炒めるため、工程が増え手間がかかります。
▲写真左:「生のまま冷凍したひき肉」を使ったコロッケ、写真右:「冷凍炒めひき肉」を使ったコロッケ
見た目では区別がつかないですが、食べてみると、「冷凍炒めひき肉」で作ったコロッケの方は臭みがありません。
内容を知らせずに家族に食べてもらったところ、「冷凍炒めひき肉」を使ったコロッケのほうが「断然おいしい!」と言っていました。
家族ですら気がつくほど差が出たのには、驚きです。
生のまま冷凍したひき肉は肉の臭みが気になりましたが、「冷凍炒めひき肉」なら時短にもなり、臭みも気にせず食べられます。
子どももパクパクと食べていましたよ。
メリット①に挙げられていた「コクが出る」という違いはわかりませんでしたが、臭みがない分、いつもよりおいしく感じました。
「冷凍炒めひき肉」はママの味方
私のなかでかなりヒット!
「冷凍炒めひき肉」は、最初に簡単に手を加えるだけで、調理時がとても楽に。これからは大量に保存しようと思いました。
何よりも肉の臭みが無くなるのが良かったです。これからは、ひき肉は、使いきれなかったら炒めて冷凍がおすすめとママ友にも伝えたいです(笑)。
ぜひ試してみてくださいね。