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元気だった私が激変!外出すると3時間寝ないと動けない体に。49歳の体に一体何が?【体験談】

40歳直前に第2子を出産後、幼稚園に行くころになって疲れやすさを実感するようになった私。49歳になり、この9年間に「外出したら、その後3時間昼寝しないと動けない」という体になってしまいました。よく考えて予定を入れないと、帰宅後の家事に影響します。ホットフラッシュなどの症状はないものの年齢的には更年期ですし、すっかり外出するのがおっくうになってしまいました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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42歳ごろから疲れやすさを自覚

小学生2人の母親である私は49歳。下の子が幼稚園に入園した42歳あたりから、ぐっと疲れやすくなってしまったような気がします。30代までは、子どもが急に走り出しても、さっと先回りして子どもを止める体力や瞬発力がありました。ところが40歳を過ぎると、子どもが走り出しても私が追いつけなくなってしまったのです。

 

下の子はもともとおとなしかったので、上の子ほど飛び出しの危険はなく「走らないで」と言えばわかってくれました。ただ、「さっと走れないなんて、私ももう年だな」、そんな諦めの気持ちになったのを覚えています。その後、本格的に「この疲労感は相当まずい……」と思える事態になったのが、45歳くらいのときでした。

 

1時間の学校行事で疲労こんぱい

 

ある日、学校からの依頼で、町探検をする子どもたちに保護者が付き添うという、1時間程度の町歩きの手伝いに参加しました。それまでも、子どもたちの様子を観察できるのが楽しくて参加していた行事でしたが、なぜかその日は帰宅してソファに倒れ込むと疲労感がどっと襲ってきて起き上がれなくなってしまったのです。

 

横になったまま、体の向きを変えることすらできなくなってしまい、ソファに倒れ込んだ体勢のまま気付くと3時間は寝てしまっていたようです。しかもそれまでの自分と違って、「よく寝たからスッキリした!」ということでもなく、まだ泥のように眠ってしまうような疲れを引きずっている感じがありました。ここまで疲労こんぱいすることはなかったのに……。ちょっと学校行事に参加しただけでここまで疲れるというのは想定外。かなりショックでした。

 

 

人と会うだけでも疲れるのかも

 

その後も、PTAで学校のお祭りの手伝いに駆り出されたときです。校庭で1時間ほど子どもに風船を手渡しするという簡単な仕事だったのに、帰宅後またあの疲れがやってきました。また、そのままベッドで3時間熟睡してしまうのです。

 

PTAの手伝いで疲れる、人と会って疲れる……。理由はいろいろですが、疲労からの約3時間の昼寝がなんだかマストになってきてしまいました。こうなると、家事や料理にもしわ寄せが出るので、本当に外せない用事でしか外出できなくなるという流れになります。いつしか「頑張らない」「スケジュールを詰め込まない」「疲れたら寝る」という対応に変えざるを得なくなりました。

 

本当は好奇心に任せてあれもこれもとなんでもしたいのですが、そこはぐっと我慢して欲張りな自分をセーブ。若いときよりタスクがこなせなくなっている自分を受け入れ、諦めることは諦める。そして「疲れやすいのが今の自分なんだ」と認めることにしたのです。でもおかげで、疲れて倒れ込むように長時間昼寝してしまうかもという不安が少し解消された気がします。

 

まとめ

本当はしたいことがいろいろあります。けれど、したくても体が動かない、頑張るとすぐに疲れてしまう……。この状況は自分で願っても変えられるものではないので、こんな時期なんだと自分に言い聞かせて、とりあえず疲れたら寝ています。

 

今は無理をしないで、できることを粛々としていこうと考えています。「更年期を抜けて60歳近くなると、また元気になって動けるようになってくるのよ」と、以前人生の先輩に言われたことが今の私の心の支えです。そのころには、子どもたちも手がかからなくなっていることでしょう。それまでは全体的にゆるゆると今の疲れやすい自分と付き合っていきたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:宮原 真子/40代主婦。夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかり、てんやわんやのワンオペ状態。疲れやすく作業効率も落ちてきて、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。

イラスト/塩り

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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