SNSで大反響!土井先生のベストレシピ
先日放送された、テレビ朝日系列『家事ヤロウ!!!』で、料理研究家・土井善晴さんがこれまでの人生を振り返り「人生のベストレシピ10選」を選定していました。
その中に選ばれたのが「トースト味噌汁」。
味噌汁にトーストを突っ込んだ斬新すぎる写真をXに投稿したところ、1万以上のいいねが付くほど話題になったそうです。
「パンはあんまり食べんけど土井先生のトースト味噌汁はたまにめっちゃ食べたくなる」「想像の5倍くらいおいしかった」と真似する人が続出。
味噌汁には白米に決まっているでしょう!と思っている私としてはかなり衝撃的です。
この料理は土井先生の父である料理研究家・土井勝さんのレシピで、なんと50年以上前からあるのだとか。
土井家に長年伝わる家庭の味をさっそく作ってみましょう。
土井善晴さん「トースト味噌汁」の作り方
材料(1人分)
- お好みの味噌汁…1杯分
- トースト…1枚
- バター…1片
今回はテレビで紹介されていた通りに、しめじとしいたけ、油揚げの味噌汁を用意しました。
作り方
トーストにバターを塗って、味噌汁につければ出来上がり!
とろとろサクじゅわ!バター×味噌の最強コンビ
バターをたっぷり塗ったトーストを浸し、かぶりついてみると……めちゃくちゃ合う!!
トーストのふわふわの部分に味噌汁が入り込み、表面はサクサク、中はとろっと、噛むと味噌と具材の旨みがじゅわ~っと溢れ出してきます。
土井先生いわく「バターを塗って浸して、合うに決まってますやん。パンもクルトンやからね。和洋が一緒になったらおいしいんですよ」とのこと。
クルトンのような、お麩のような、その両方のような味わいが楽しめるんです。
トーストを浸したあとの味噌汁は、バターのコクとまろやかさが移っていて深みのある味わいに。
よくよく考えると味噌ラーメンにはバターがのっているので、合わないわけがありませんよね。バターはちょっと多いかな、と思うくらいたっぷり塗るのがおすすめです。
番組に出演していた松たか子さん、カズレーザーさんは「合います!」「めちゃめちゃ旨い」と大絶賛していました。
パンの焼き加減や大きさ、浸し具合によって少しずつ味や食感が変わってくるので、いろいろ試してみると楽しいですよ。
はじめは、薄いきつね色になるまで焼いたトーストを入れてみたところ、とろとろでお麩のような食感に。
こんがりとカリッカリになるまで焼き、小さく切ってのせるとクルトンっぽさが強くなりました。
私が一番好きだったのは、しっかり焦げ目がついたものをサッと味噌汁につけて食べる方法。
トーストのサクサクを感じながらも、味噌の風味も楽しめるちょうどいいバランスです。
今回はレシピ通り食パンで試してみましたが、時間が経ってパサパサになったフランスパンを使ってみるのも良さそう。
味噌汁の具は何でもOKです。玉ねぎやじゃがいも、きのこなど、冷蔵庫に余っている食材を入れましょう。
ちょっと洋風にしたいならトマトやベーコン、ウインナーを使うなど、いろいろとアレンジするのがおすすめです。
朝食の定番メニューの仲間入り!
土井善晴さんの「トースト味噌汁」はトーストも味噌汁も、どっちの味もレベルアップするベストコンビです。具やパンの種類、焼き加減などを変えながら、好みの食べ方を探してみてくださいね。