スーパー青果部は選ばない!NGカット白菜の特徴
白菜は1玉丸ごとよりも、カットされたものを買う方が圧倒的に多いと思うので、私がお店で選ばない、NGカット白菜の特徴を紹介していきますね。
白菜は葉物野菜なので比較的傷みが早い野菜です。鮮度のよいものを見分けることができれば、おいしく食べることができますし、買ってからも長持ちしますよ。
【避けたい!鮮度の悪いカット白菜】
- 切り口が「緑色」のもの
- 切り口が「盛り上がっている」もの
- 切り口や芯が「黒ずんでいる」もの
それぞれ簡単にご紹介します。
NG白菜①切り口が「緑色」のもの
まず白菜の切り口の色に注目しましょう。
切りたての白菜の切り口は黄色い(または薄黄色)のですが、切って陳列されてから時間が経過すると照明の光に反応してしまい緑色に変色していきます。
切り口が緑色の白菜は、切ってからかなり時間が経過している証拠です。緑色に変色していても全然食べられますので、見切り品で買うのは狙っていきたいところですが、定価で買うのは避けた方が良いです。
フードロスのお話もあるけれど…
こういうと「フードロスになるから、そんなこと言わないでほしい」とお店の方に言われたりします。
緑色に変色して鮮度劣化した白菜を定価で販売し続けるのか、見切りに回して通常の売り場では鮮度の良い状態のものを売るのかは、お店の判断になりますし自由です。
ただ、売り切れる量を出して、それでも売れ残ってしまって変色したものは見切りに回し、通常の売り場では良い状態のものを売り続けるスーパーが良いお店だと私は思います。
フードロスの観点からもそのような流れが一番良いと思っています。見切りに回す量がよっぽど多くなければ、安くすることですぐ売れてくれるので捨てなくて済むんです。
※お店でよく出回っている黄芯白菜などの品種の話です。ほとんど見かけることはありませんが、品種によっては緑芯白菜というものもありますので、一部例外もあります。
NG白菜②切り口が「盛り上がっている」もの
鮮度にこだわる方は、切り口が盛り上がっているものも緑色の変色と同じように、切ってから時間が経過している証拠なので避けた方が良いです。
白菜は切られた後も成長を続けているので、切り口は時間の経過とともにどんどん盛り上がっていくんです。
切り口が平らなものほど、切りたてで鮮度が良いといえます。
NG白菜③切り口や芯が「黒ずんでいる」もの
ほかにも、切り口や芯が茶色く変色していたり、黒ずんでいたりする場合があります。これはかなり傷んでいる可能性が高いので、絶対に選ばないようにしてください。
白菜の黒いブツブツは食べて大丈夫?
黒い斑点がついている白菜がありますが、洗っても落ちない場合は気にしなくても大丈夫です。ポリフェノールが表面に出て黒い斑点になっているだけなので、食べられますよ。
豆知識:重たい白菜は糖度が高い!
これは鮮度とは別の話になりますが、よりおいしい白菜を選びたい方は、しっかり葉が詰まっていて、重量感のある白菜を選ぶと良いです。
白菜は重いものほど糖度が高い傾向にあります。甘くておいしい白菜を選ぶなら、中身がしっかりと詰まっていてずっしりと重たいものを選んでくださいね。
新鮮でおいしい白菜を食べよう!
今回はおいしくて鮮度のいい白菜を選ぶために、「スーパー青果部は選ばない!NG白菜の見分け方」を紹介していきました。
ぜひこの方法を覚えて、これからの季節おいしくなってくる白菜をたくさん食べてくださいね。