なかなか注文が決まらないママ友親子
友人の娘さんはひとりっ子で、わが家の次女と同い年の5歳。わが家の子たちはまだ、小学生の長女も私と一緒にメニューを決めるのですが、友人の娘さんは自分で選ぶようでした。
時間をかけて悩む娘さんを横でニコニコと見守る友人。先に頼んだわが家のメニューが到着してもまだ悩んでいる状況……。友人から「先に食べてて!」と言われたので、食べ始めることにしました。
食べきれない量の料理が届いて!?
やっと注文が決まり友人が、「こんなに食べられる?」と娘さんに確認すると、彼女はこくりと頷きました。
そして私はテーブルに届いた料理を見てびっくり。友人の頼んだ大人のランチメニュー以外に、キッズメニューと複数のサイドメニューがあり、2人で食べきれる量には見えなかったのです。
子どもの意思を尊重するのも大切だけど…
「〇〇ちゃん、いっぱい食べられてすごい!」と私が声をかけると、友人から「たぶん残しちゃうけど、娘が決めたから」と返答。
その言葉通り、最後はお皿に半分ほど料理が残ったままで、友人も残すことを気にしていない様子。いくら娘さんに決断させたとはいえ、5歳ならまだ親が頼む量を調節するべきでは?と疑問が残りました。
そのあとに寄った雑貨屋さんや遊び場でも「どれにする?」「何時に帰る?」と、友人はすべて子どもの決断を待つスタイルのようで、なかなか移動もできず……。最終的には0歳の末っ子がぐずってしまったので、2人を残して私たちは先に帰る結果になりました。
子どもの決断を待つことは、時に大切だとは思います。しかし、少しやりすぎでは? 一緒に行動しているときにはもう少し相手への配慮があっても……と、モヤモヤしてしまった再会でした。
著者:河原りさ/30代女性。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)