エリンギ切っちゃダメ!?丸ごと焼きでジューシーに!
NHK『あしたが変わるトリセツショー』では、"エリンギのトリセツ(取扱説明書)"が紹介されました。
エリンギは乾燥した地域で生まれたきのこで、乾燥地帯を生き抜く為に保水力抜群のトレハロースという成分をたくさん蓄えているんだそうです!
保水力のおかげで焼いてもジューシーなエリンギは、いつものようにスライスして調理してしまうと水分が蒸発しやすくなって少しもったいないかも……!?
ということで今回は、MCの女優・石原さとみさんも大興奮した、エリンギから噴水のように湧き出るうまみを味わえる「ファウンテン肉巻き」を作ります♪
あしたが変わるトリセツショー「ファウンテン肉巻き」の作り方
材料(2人分)
- エリンギ(大きめがおすすめ)…2本
- 豚バラ薄切り肉…4〜6枚
- スライスチーズ(とろけるタイプ)…4枚
- 塩…少々
- 薄力粉…適量
- バジル(お好みで)…4枚
作り方①豚バラ薄切り肉に下味をつけ、片面に薄力粉をまぶす
豚バラ薄切り肉は広げて塩を軽くふり、下味をつけておきます。
片面に薄力粉を茶こしやふるいにかけて薄くまぶしましょう!
作り方②軸部分にスライスチーズと豚バラ薄切り肉を巻く
エリンギの軸部分のみにスライスチーズを巻きます。
エリンギ1つに対してチーズは2枚使いました♪
このとき、チーズの下にバジルを巻くとさわやかな味わいが楽しめるそう!
今回は、1本はチーズのみ、もう片方はバジルと共に巻いてみました。
次に、豚バラ薄切り肉の小麦粉をまぶした面を内側にして、チーズの上からしっかりとエリンギに巻いていきましょう!
豚バラ薄切り肉が足りなそうであれば様子を見て追加してくださいね♪
作り方③15~20分ほど焼いたら完成!
豚バラ薄切り肉が巻けたら、200℃のトースターか220℃のオーブンで15~20分ほど焼きましょう。
エリンギに巻いたチーズが溶け出るので、天板にアルミホイルを敷いておくのがベスト!
今回はオーブンを使用し、様子を見て20分間焼きました。
取り出してみると、チーズがぶわぁ〜〜っと溶け出していい香りがキッチンに充満しています♡
お皿に盛り付けたら、エリンギの 「ファウンテン肉巻き」の完成です!
まさに噴水!バジルの爽やかさもGOOD♡
アルミホイルに残った溶けたチーズや肉汁なども一緒に盛り付けた「ファウンテン肉巻き」がこちら!
大きめのエリンギにお肉を巻き付けているので、見た目もボリュームたっぷり。
そのままだと食べにくいので、一口大に切って食べるのがおすすめですよ!
断面を見てみると、エリンギが肉汁や旨みをたっぷり吸っているのがわかります♡
ぎゅっと強めに挟むと、エリンギからまるでスポンジのように旨みの汁がポタポタと落ちてくるほど!
食べてみると、いつもの調理法のエリンギとは全く違う食感に驚いてしまいました。
噛めば噛むほど旨みが溢れ出てくるジューシーな美味しさで、チーズや豚バラ薄切り肉よりもエリンギの味が際立っています。
バジルを入れた方も爽やかさがプラスされていて、イタリアン風味に♪
バジルだけでなく、ほかのハーブや大葉などを挟んでも美味しそうです!
エリンギは大体パックに大きめのものと小さめのもの2本セットで売られていることが多いので、今回は小さめのエリンギも同じように作ってみました。
やはり大きめのエリンギの方が水分を多く含んでいるのでおすすめですが、小さめのエリンギでもジューシーさはじゅうぶんに感じられましたよ♡
丸ごと1本がウマい♪ジューシーなエリンギをぜひ味わって!
今回は、エリンギを切らずに丸ごと1本そのまま調理するレシピを作りました!
今まではエリンギを調理に使う際はスライスしていたので、ここまでのジューシーさを感じる機会はありませんでした。
噴水のような旨みブシャー!な美味しさを楽しめる「ファウンテン肉巻き」、ぜひ一度食べてみてくださいね♪