いつものみそ汁に何倍も深みが!
今回ご紹介するレシピは、NHK『あさイチ』で温泉宿の若おかみ・山﨑恵美子さんが作った「鹿児島の温泉宿風の"具だくさんみそ汁"」です。
おうちで作るみそ汁はこんなものでしょ……と、豆腐とワカメなど具材がマンネリ化しているのは筆者だけではないはず。
そんな筆者の考えを一気に変えてくれたのが、このレシピです!想像以上にたくさんの具材たちから出た出汁が、みそ汁に何倍も深みを出してくれたんです♪
さっそく作ってみましょう。
若おかみ直伝「鹿児島の温泉宿風の"具だくさんみそ汁"」の作り方
材料(作りやすい分量)
- 水
- あじの煮干し
- 昆布
- あごだしの粉末(顆粒タイプや濃縮タイプの市販のだしの素を使う場合は、水で薄めてから使用してください。)
- かぼちゃ
- 里芋
- 大根
- にんじん
- 玉ねぎ
- しめじ
- 生しいたけ
- 油揚げ
- ねぎ
- 大根の葉
- 温泉卵
- 白みそ(麦みそ)
※番組内では、上記の材料を適量入れて作っていましたが「各ご家庭でそれぞれのお好みに合わせて」「具材や分量はお好みで調整してください」とのことで、今回は下記の具材・分量で2人分作りました。
- 水…400ml
- 昆布…適量
- あごだしの粉末…適量
- かぼちゃ…1/8個
- 里芋…1個
- 玉ねぎ…1/8個
- しめじ…少量
- ねぎ…約20cm
- キャベツ…100g
- 温泉卵…2つ
- 白みそ(麦みそ)…適量
※温泉卵は材料写真に入れていません。
作り方①少し厚めの1口大にカット
野菜は食感も味わえるように、少し厚めの一口大にカットします。
作り方②里芋とかぼちゃは別鍋で下ゆでする
里芋とかぼちゃは、別鍋で下ゆでしておきましょう。
電子レンジ加熱や冷凍品を使うなど、ご家庭でいつも行う方法でも問題ないですよ。
作り方③だしを温めて根菜野菜ときのこを入れて加熱
鍋に水、昆布、あごだしの粉末を入れて温めたら、きのこを入れて加熱します。
筆者は写真撮影前に入れ忘れてしまったのですが、玉ねぎもこのタイミングで入れてください。
今回筆者は入れませんでしたが、にんじん、大根などを入れる場合もこのタイミングで入れてくださいね。
作り方④下ゆでした里芋を入れて、白みそを溶き入れる
下ゆでした里芋を加えて、白みそを溶き入れます。
油揚げを入れたい方はこのタイミングで入れてくださいね。
作り方⑤下ゆでしたかぼちゃとねぎを入れる
下ゆでしたかぼちゃのほか、ねぎ、キャベツなど最後さっと火を通したいものを入れて、煮立ちはじめたら火を止めます。
番組では大根の葉もこのタイミングで入れていました。
作り方⑥温泉卵を器に入れてみそ汁を注ぐ
器に温泉卵を割り入れて、上からみそ汁を注いだら完成!
なんと深みのあるみそ汁なんだ……
できあがった「鹿児島の温泉宿風の"具だくさんみそ汁"」が、コチラ!
ワクワクしながらひと口飲んでみると……おぉ。昆布やあごだしだけでなく、たくさん入れた具材それぞれからも出汁が出ていて、ブワっと旨みが口いっぱいに広がります。
なんと深みのあるみそ汁なんだ……。 これは確かにお店で出てきてもおかしくないクオリティです。
途中で温泉卵を割ると、まろやかな味が追加!これがまた味変のようでクセになる味わい。
具沢山だからこそ、このみそ汁を1杯飲むとかなりお腹にたまります。卵も野菜もたくさん食べられて朝食にもぴったり。身体の芯から温めてくれるのもうれしいポイント!
これまでかぼちゃや里芋をみそ汁に入れると(めんどくさがって一緒に煮ていたことが要因)、いつも汁の中でぐちゃぐちゃになってしまっていたのですが、キレイに残っています。
やはりめんどくさがらずに、あえて一手間かけることが大事なのですね……。
温泉宿の若おかみ・山﨑恵美子さんの「鹿児島の温泉宿風の"具だくさんみそ汁"」は、心も身体も温めてくれる絶品みそ汁。ちょっと手間を加えるだけでグンッと美味しくなるので、ぜひ作ってみてくださいね♪