マツコの知らない世界「シン・新大久保の世界」
2023年12月5日(火)に放送された回にて紹介されました。
マツコさんがスタジオで食べたのがヤックァランダ。
「これはね、私らが食べても懐かしい味するわ」「全然甘くない!美味しい」とコメントしていました。
METDORU CAFE(メッドルカフェ)
- 住所:東京都新宿区百人町 1-1-26 1F
- アクセス:JR山手線 新大久保駅 徒歩4分
新大久保「メッドルカフェ」のコーヒーは石臼で挽く
店内に入ると明るくて普通のカフェのようですが、キッチンカウンターの奥にある石臼に目がいきます。
石臼で挽いた豆で淹れるコーヒーがいただけるとのことで、ブレンドを注文しました。
すでに挽いてある豆を使うのかと思いきや、注文後に石臼でゴリゴリと挽き始めます。ちょうどお昼の時間で店内にはあまり人もいなかったので、ごつごつと響く石臼の音が心地よく響きます。
出来上がったコーヒーをいただくと、他のお店のコーヒーよりもまろやかで甘みを感じました。
マツコさんも知らなかった韓国の昔からあるお菓子とは
コーヒーと一緒に注文したのは”ヤックァランダ”と名づけられたお菓子です。
”ヤックァ”と”オランダ”という2つの韓国伝統菓子を組み合わせたものです。
韓国の伝統菓子の知識が皆無だったので、調べてみました。
ヤックァとは
小麦粉にはちみつとシナモンなどを混ぜて揚げたお菓子で、”薬菓”と書くそうです。小さい形に型抜かれていますが、しっとりと揚げてあるので小さくても充分満たされます。
オランダとは
小麦粉でできたあられに蜜がかけてあるお菓子です。味は雷おこしで、食感がポン菓子のような感じです。軽くて甘すぎないので最後までおいしく食べられます。
日本初上陸の韓国伝統菓子のカフェ
「メッドルカフェ」では”オランダ”をドーナツ形状にして、真ん中に”ヤックァ”をのせて”ヤックァランダ”としてメニューにのせています。
食べるときにポロっとヤックァが落ちてしまうので、結局別々に食べることになるのですが・・。
この伝統菓子は日本初上陸だそうです。外の看板にも書いてあるので、それを見て店内に入ってくるお客さんも結構いました。
優しい甘さのお菓子は、マイルドなコーヒーとよく合います。
「メッドルカフェ」店内に漂う懐かしさ
お菓子もコーヒーも優しい味わいでしたが、店内もなんだか懐かしい感じが漂います。石臼モチーフのイラストが書いてあったり、石臼を回す電気じかけの人形があったり。
石臼を回す音や、お菓子の素朴な味わいなども含めてとても落ち着く空間でした。
いつ行っても賑わっている新大久保駅周辺。どこのお店も新しいものを取り入れて私たちを楽しませてくれますが、ちょっと路地に入って落ち着いてお茶をしてみてはいかがでしょうか。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。