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「教養のない底辺女」中卒の私をバカにする夫と義母。突如現れた救世主のおかげで形勢逆転!?

半年前に結婚した私。しかし、結婚してから夫と義母は豹変し、中卒の私のことをバカにしてきたり、義実家の家事をやらされたりで精神的に疲れてしまいました。そんなある日、私の前に救世主が現れて……。

「教養のない底辺女」中卒の私をバカにする夫と義母。突如現れた救世主のおかげで形勢逆転!?

 

結婚後に豹変した夫と義母

私は建築会社で営業の仕事をしています。中学を卒業後、すぐにこの会社で働き始めました。そして、半年前に結婚をし幸せな日々を送れると思っていたのですが、現実は違ったのです。

 

というのも、夫である有名大学出身のエリート公務員・A男は、結婚後に態度が豹変。共働きであるにもかかわらず、レトルトや惣菜を出すと激怒し、A男の帰宅に合わせてできたてのごはんを出すように指示します。

 

さらに、結婚前はやさしかった義母ですが、結婚後から嫁いびりがスタート。私が中卒であることを馬鹿にするような発言を繰り返したり、私の家事に文句をつけたり……。

 

義母「それが常識です!」

そんな2人の言動にイライラが止まらない私ですが、「まだ結婚したばかりだし……」と必死に耐え続けていました。

 

しかしある日、義母から「教養のない底辺女をもらってやったんだからうち(義実家)の家事もやりなさい! それが常識です!」と言われ、さすがにブチギレ。「私も働いています。うちだけでも大変なのに、どうして義実家の家事までしなくてはいけないのですか? さすがに無理です」とはっきり拒否しました。そして離婚される覚悟で、「どうぞ教養のある新しい嫁でも迎え入れて、その常識を受け継いでいってください!」と言いました。

 

けれど、義母はまったく動じていない様子。それどころか、「あなた仕事で、建設予定の高層マンションの担当者になったって言っていたわよね。マンションに住む予定の人が、中卒の人間が担当だと知ったらどう思うかしら」と私を脅し始めます。義母はこのあたりの地主として顔が広いのです。仕事関係者に迷惑はかけられないと思い、私は義母の命令を受け入れるしかありませんでした。

 

義母の暴走が止まらない!

その後、頻繁に義母に呼び出され、義実家の家事を押し付けられるようになった私は疲労困憊。そんな中、義母から「嫁の掟10箇条」と書かれた紙を手渡されます。

 

内容を見て「こんなの受け入れられるか!」と怒りに震えました。けれども義母には逆らえません。義実家では義母に、自宅ではA男にグチグチ嫌味を言われながら、仕事と家事をこなす生活を送り、私の心はボロボロになっていきました。

 

カフェである女性と出会った私

ある日、束の間の休息を得た私は、カフェでプリンをやけ食いしていました。すると、老齢の女性から話しかけられます。女性に「コーヒーでお腹いっぱいになっちゃったから、手をつけていないプリンを食べてほしい」と言われ、ありがたくいただくことに。

 

プリンを食べながら私は「この女性のこと、どこかで見た覚えがあるな……」と思いますが、誰だか思い出せません。「失礼ですがどこかでお会いしましたか?」と質問すると、女性は「あら忘れちゃったの? でもいいのよ、思い出さなくて」とニコニコ。 

 

そして、女性は私が異常なほどため息をついていたことを指摘。「なにがあったの? よければ話を聞くわよ」と心配され、夫や義母からの仕打ちについて打ち明けました。すると女性は「なんてひどい……」と同情してくれ、私がバッグの中から取り出した「嫁の掟10箇条」の紙をスマホで撮影。

 

不思議に思う私に対し、女性は次に義実家へ行く日を尋ねます。私が日にちを伝えると、彼女は「頑張ってね! 陰ながら見守っているから」と、温かい言葉をかけてくれたのでした。

 

救世主が登場!?

次の土曜日、「毎週土日は家事をしに来るように」と義母から言われていた私は、A男と一緒に義実家へ。この日もすべての家事を押し付けられたうえに、「このシャツ、アイロンが甘いわよ」「味噌汁は味が薄い!」と、義母からのダメ出しが止まりません。

 

「底辺のアンタを格式高いわが家に嫁入りさせてあげたんだから、その感謝を忘れるんじゃないわよ」と言う義母に対し、「覚えておけって言うのは無理な話だよ。俺たちエリートとは違うんだからさぁ~」と加勢するA男。

 

ついに限界を迎えた私が2人に怒鳴り返そうとすると……突然、チャイムが鳴りました。私がドアを開けると、そこにはカフェで会ったご婦人が!? 私は思い出しました。彼女は、A男の海外赴任中の父親の母親だったのです。結婚前に1度あいさつをしただけだったため、すっかり顔を忘れてしまっていました。

 

嫁をいびり続けた2人の末路

その後、 義祖母から「お嫁さんになんて態度をとっているんだ」と怒られたA男と義母。さらに義祖母は、実は義母や義祖母も中卒であること、義母は義祖母の家事を手伝っていなかったこと、周辺の土地は義祖母名義であることなどさまざまな事実を明かし、私に対して「こんな2人の世話をする必要はないのよ。あなたは自由に生きなさい」と言ってくれたのです。

 

私は義祖母の言葉を受け、これまで記録し続けていた嫁いびりの証拠を持って弁護士に相談。無事、A男と離婚することができました。

 

A男と義母は、義祖母から「この家は私の名義だから返してもらうわね」と告げられ、義実家を追い出されてしまったのだとか。仕方なく、2人は遠くの街に引っ越したそうです。

 

離婚後、ひとり暮らしに戻った私ですが、義祖母との縁は切れずお茶飲み友だちに。休日によくカフェでおしゃべりをしています!

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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