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生後1カ月の息子が就寝中に突然けいれん!?「よく聞いてください…」え?予想外すぎる診断に夫婦であ然

初めての育児に奮闘中のある日、当時生後1カ月だった息子が、昼寝中に手や足をビクビクと動かしていました。「もしかして、けいれん?」と慌てた私と夫は、急いで小児科を受診します。すると、医者から告げられたのはまさかの診断結果でした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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医者から衝撃の診断結果が…!

私は、産後里帰りはせず、家族3人でなんとか生活していました。息子は私たちにとって初めての子ども。毎日わからないことだらけの育児。特に新生児期は、幼さ故の心配が尽きませんでした。

 

そんな中、息子が生後1カ月となったある日、息子を昼寝させて私たち夫婦はリビングにいました。すると突然息子が寝ている部屋からゴンゴンと音が……。気になり様子を見に行ってみると、すやすやと寝ている息子。そのまま様子を眺めていると、寝ているはずなのに手や足をビクビクと動かしていて、その足が壁に当たっていました。その音がリビングにまで響いていたのです。息子がけいれんしている……!と思った私は、念のため動画を撮影。夫も息子のいつもとは違う姿に不安そうです。

 

急いで小児科を受診して、お医者さんに状況を説明し、動画も見てもらいました。すると医師は「これは……モロー反射ですね!」とひと言。夫婦そろって「……モロー反射?」と頭にハテナが浮かびます。モロー反射とは、大きな音で驚いたときや体のバランスが崩れたときなどに見られる原始反射の1つで、新生児期からよく見られ、どんな赤ちゃんにもよくある症状だそうで、環境によって強く出ることもあるのだとか。おそらくその日、リビングで見ていたテレビの音や私たち夫婦の笑い声が寝室に響いて、その音に反応していたのかもしれません。ちょうど体重も増えてきたころなので、いつもより力強く、大きくけいれんしているように感じたのだと思いました。帰ってから、産院でもらった「新生児」の冊子を開くと、モロー反射についてしっかりと書いてあります。産院でもきっと説明を受けたはずなのに、すっかり忘れていたのです。

 

けいれんだと思った症状が反射行動だとわかり、なんとも恥ずかしい気持ちになりました。しかし、お医者さんは「気になることがあったら、いつでも来てください」とやさしい対応。「受診するかどうか迷ったら、自治体が設置している小児救急電話相談を利用してもよいですよ」と案内もしてくれたので、とても感謝しています。今回は結果的に問題ありませんでしたが、子どもがいつもと違う様子だったときにどう行動すべきか、夫婦であらかじめ確認しあっていたほうがよいと感じた出来事です。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:谷口ひかり/30代・ライター。1歳の男の子を育てるアラサーママ。意思表示ができるようになった息子は、地面に転がり今日も泣いている。初めての育児に奮闘中。毎日の楽しみは寝かしつけ後の晩酌。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

 

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