1歳半の歯科健診で
市の保健センターでおこなわれた1歳半の歯科健診に、双子たちを連れて行ったときのことです。息子は特に問題はなく健診を終えましたが、娘の歯を診た医師がこう言いました。
「これは癒合歯(ゆごうし)だね」と。
初めて聞く言葉に私は戸惑いました。説明によると癒合歯とは、本来は1本ずつ生えてくる歯が2本くっついて生えてくる状態のことのようです。娘は下の歯が2本くっついた状態で生えていると説明をされ、驚きました。
急に不安になった私は質問攻め
確かに歯磨きをしているとき、「1本1本の歯が大きいな」と感じてはいましたが、まさか2本の歯がくっついているとは思いませんでした。不安になった私は、医師にいくつも質問をぶつけてしまいました。
「今のところ特別な治療は必要ありません。ただ、虫歯になりやすい箇所なので継続して歯磨きをしっかりおこなってください」と医師。それでも私の不安な気持ちは消えず、むしろ膨らむばかりだったのです……。
ネットで調べても不安になるだけだと思い、健診の帰りにすぐに歯科医院の予約を取り、娘の歯を改めて診てもらうことにしました。
大きくなったら矯正が必要!? さらに受け口も
予約をした歯科医院で再び娘の歯を診てもらい、詳しい説明を聞きました。すると、たしかに融合歯であると医師。そして「乳歯が抜けて永久歯に生え変わるタイミングでレントゲンを撮り、矯正が必要か、治療が必要かを考えていきましょう」とのこと。さらに、「娘さんは力んだりするときに、下の前歯が上の前歯よりも前方に位置する受け口になる癖があります。ご両親が見つけたときに声を掛けて、本人に力まないよう意識させてください」と言われました。
え! 矯正!? 受け口?と、突然の言葉に私は軽くパニック状態に……。矯正はまだしも、受け口というさらなる症状にまた驚いてしまったのです。融合歯を診てもらった結果、受け口になる癖があることも判明した娘。融合歯については1歳半健診で言われたとおり、今の段階では様子見ということになりました。
歯科医院の医師からは、「定期的に通い歯医者に慣れてもらうことが大切」とアドバイスを受けたので息子も一緒に月に1回、定期健診を受けることに。また、受け口については、時々なっていることに気付きつつも軽く見ていたことを反省。歯医者で指摘してもらい本当によかったなと思いました。
これからは、今できることとして、虫歯予防のために、歯磨きを徹底し、定期健診を続けようと決めています。そして娘の歯と口の状態が良くなるよう、しっかりとケアをしていきたいと思っています。
※受け口は、医学的には「反対咬合(はんたいこうごう)」と言い、歯の磨耗や歯ぐきの問題が生じる可能性が高くなると言われています。気になる場合は受診して相談しましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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