記事サムネイル画像

【もう、鮭は普通にグリルで焼かない!】"寿司屋の大将"が教える「美味しい食べ方」

こんにちは、おにぎりの具はさけと梅が好きなライターの安達春香です。

おいしくて健康にも良いさけ。時々購入するのですが、そのまま焼いて食べることがほとんどです。

たまには違った味を楽しみたいと思っていたところ、気になるレシピを発見。

ちょっと変わった、中華風のさけフレークを作ってみました。

 

魚料理のプロ直伝!絶品ご飯のお供

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

NHK『きょうの料理』で料理家・野本やすゆきさんが紹介していた「さけの中華フレーク」。

 

野本さんは、東京・谷中で一番古い寿司店『松寿司』の3代目でありながら、料理家、フードコーディネーターの肩書を持つ魚料理のプロです。

 

さけフレークというと塩で味付けするのが一般的ですが、このレシピでは「甜麺醤(テンメンジャン)」を使います。

 

甜麺醤は、小麦粉に塩と麹を加えて発酵させた甘みそのこと。甘くてコクのある風味が特徴で、回鍋肉や担担麺、麻婆豆腐などに使われる中国ではおなじみの調味料です。

 

普段使う機会があまりないかもしれませんが、常備しておけば本格的な中華料理が作れますよ。

 

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」の作り方

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

材料(作りやすい分量)

  • 生ざけ(切り身)…4切れ(340g)
  • 酒…大さじ2
  • ごま油…大さじ1

【A】

  • 甜麺醤…大さじ2
  • しょうゆ…大さじ1
  • 酒…大さじ1
  • 砂糖…大さじ1

 

野本さんによると、さけは身がふっくらとして、さし(白い筋)が多いものを選ぶと良いそうです。スーパーで買うときは意識してみましょう。

 

作り方①さけをほぐす

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

さけは水気を拭き、スプーンなどで削るようにほぐして骨と皮を除きます(皮を刻んで入れるのもおすすめ)。

 

今回は皮なしで作りました。

 

小骨が気になる場合は、後で炒めるときに取り除きましょう。骨なしのさけを使うと楽ちんです。

 

作り方②フライパンで火を通す

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

フライパンにほぐしたさけと酒を入れてフタをし、中火で2~3分蒸します。酒で蒸すと魚のクセが抜け、しっとりとして旨みが引き立つのだとか。

 

フタを外してさけをほぐしながら1〜2分間炒め、【A】を加えて炒め合わせます。

 

作り方③ごま油で香りをつける

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

汁気が少なくなったらごま油を加え、なじむまで炒め合わせましょう。仕上げにごま油を入れることで香りが立つそうです。

 

粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れます。保存期間は冷蔵庫で1週間。出来立てはすぐに食べられますよ。

 

甜麺醤の甘みがクセになる!

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

さっそく炊きたてのご飯にたっぷりのせて食べてみました。さけの旨みと甘辛い味が口いっぱいに広がり、お箸が止まらない!

 

甜麺醤のコクとごま油の香りも効いています。

 

少し甘みが強い気がする……と思っていたのですが、食べ進めていくうちに不思議とクセになるんです。

 

ただ、甘さ控えめが好きな方は、砂糖を減らしてみてもいいかもしれません。

 

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

さけは塩焼きやフライ、ムニエルなど、和と洋の味付けでしか食べたことがなかったので、中華との相性の良さにびっくり。

 

市販品のさけフレークはパラパラと乾燥したものが多いですが、手作りならではのしっとり食感も最高です。

 

自分でも怖くなるくらいの速さでお茶碗が空っぽになりました。

 

さけフレークを使った簡単アレンジ

野本やすゆきさん「さけの中華フレーク」

 

この甘辛い味付けはおかずにも使えそう……と思い立ち、家にあったじゃがいもと舞茸、ブロッコリーと一緒に炒めてみることに。

 

塩で味を調え、糸唐辛子をトッピングしました。

 

一口食べてみると、さけの旨みと濃厚な風味が具材に絡み、やみつきになるおいしさ。甜麺醤の甘みと唐辛子のピリッとした辛さもよく合います。

 

ほかにも、チャーハンやパスタ、ポテトサラダなど、いろいろな料理にも使えそうです。

 

保存期間1週間とありますが、わずか2日でなくなってしまいました(一人暮らしなのに……)。それくらいハマる味なので、ダイエット中の人は注意してくださいね。

 

もうさけフレークは買いません!

ちょっと面倒くさそうだと思っていたさけフレークが、たったの10分で作れました。

 

たくさん作って保存しておけば、お弁当や朝食に重宝しますよ。

 

みなさんもぜひ試してみてくださいね。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター安達春香

    趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    食・レシピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む