鍋つゆいらず!レッチリ鍋でエスニック味を満喫
農林水産省の公式HP「ごはんにぴったりレシピ」のコーナーで見つけた「Red Hot CHILI鍋」にチャレンジしました。
アメリカのロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」から着想を得たのでしょうか。
メインの味となるのは、鶏がらスープとチリソース。ちょっぴりエスニックな味付けで、いつものお鍋とはちょっと違う味わいが楽しめそうです。
農林水産省公式「Red Hot CHILI鍋」の作り方
材料(1人分)
- 白菜…3~4枚程度(200g)
- ネギ…1/2本(50g)
- パクチー…適量(お好みで)
- 鶏手羽…3本(60g)
- 春雨(乾)…20g
- チリソース…大さじ1
- 酒…小さじ1
- 鶏がらスープ…300ml
鶏がらスープは顆粒の中華だしで代用、チリソースはタイ産のスイートチリソースを使用しました。
ソースによって塩味や辛味が異なるため、家庭にあるソースに合わせて、量を調節してくださいね。
作り方①具材を準備する
白菜の茎の部分は繊維を切るように、葉の部分は繊維にそって、細切りにしましょう。ネギは約4cmの長さにカット。
鶏手羽は酒をかけて、下味をつけておきます。
作り方②鶏手羽を焼く
熱した鍋に①の鶏手羽を入れ、焼き色をつけます。
両面に焼き色がついたら、チリソースを絡めて、一旦取り出しましょう。
我が家の土鍋は空焚きNGのため、別のフライパンに油(分量外)をひいて焼きました。
作り方③具材を煮る
鶏手羽を取り出した鍋に白菜、ネギ、鶏がらスープを加えて加熱しましょう。
この間に春雨を熱湯で戻しておきます。
作り方④残りの具材を加える
野菜に火が通ったら鶏手羽を戻し入れ、春雨を加えて完成。
苦手でなければ薬味としてパクチーを、辛味が足りない時は千切りの唐辛子を添えるのも良いそうです。
【実食】鶏の旨みたっぷりの新感覚鍋
チリソースと鶏がらスープが織りなす香ばしい香りが立ちのぼり、なんだかエスニックな雰囲気です。
スープは、鶏のコクがしっかりと感じられるまろやかな味わい。チリソースの甘辛い風味がほどよく溶け込み、ピリッとした辛さが後味に残ります。
野菜の甘みや鶏の旨みが溶け出していて、思っていたよりやさしい仕上がりです。
いつもは骨なしの鶏もも肉を使うことが多いですが、鶏手羽を使ったことで骨からも美味しいエキスが出たのでしょう。
スイートチリソースの場合、レシピの分量だと辛さは控えめだったので、辛いものが好きな夫は一味唐辛子を追加して「Red Hot CHILI感」を満喫していました。
鶏手羽は、あらかじめ焼いたことで皮は香ばしく、中はふっくらジューシー。チリソースの味もしっかり感じられます。
今までお鍋に入れる鶏肉はそのままスープで煮るだけでしたが、ひと手間加えるだけでここまで変わるのかと驚きました。
このテクニックは他の鍋料理にも応用できそう!
春雨はスープを吸い込んで、ほどよいもちもち感と鶏の旨みをしっかり堪能できます。
パクチーと一緒に食べれば、一気にエスニック感がアップ。スープのコクに爽やかなアクセントを与え、異国の料理を楽しんでいるような気分にさせてくれました。
パクチーが苦手な方はネギをたっぷり入れると、違った美味しさを発見できるかもしれません。
野菜の甘みも引き立ち、全体的に優しい味わいが印象的。
ただし、使うチリソースによっては少し味が薄く感じることもあるので、塩や醤油で調節するのがおすすめです。
誰でも挑戦しやすい味わい
「Red Hot CHILI鍋」は、辛さ控えめなエスニック風鍋でした。
鶏手羽を焼くというひと手間がポイントで、旨みと香ばしさが格段にアップ。市販の鍋つゆに頼らずにここまで豊かな風味が作れるのは嬉しい発見でした。
ぜひ、寒い冬の夜に「ひと味違う鍋」を楽しんでみてくださいね!