眼科を受診した結果、判明した驚きの事実
娘が小1の冬、視力検査の結果と眼科の受診を促すお知らせが学校から届きました。左目は1.0以上だけれど、右目が0.6~0.3とのこと。そして眼科を受診し、医師から告げられたのは、右目があまり見えておらず、弱視という診断結果でした。特に視力で不自由しているようには思えなかったため、私はこれまでまったく気が付かず、とても驚きました。
医師曰く、視力は言葉や歩行などと同じで、成長するにつれてだんだん獲得する能力のようなものだそうです。他の病気があるわけではないけれど、視力が発達しなかった場合、娘のように弱視と診断されるとのこと。
弱視は治療開始年齢が低ければ、ほとんどの子が治るとの説明でした。そのとき娘は7歳。治療の効果が期待できるぎりぎりの年齢と言われたのですが、治る可能性にかけて治療をすることになりました。
娘が受けた弱視の治療
娘が受けた治療は、眼鏡を着用し、できるだけ長い時間弱視のほうの目を使って生活するというものでした。具体的には、学校では眼鏡だけを着用し、帰ってからはよく見えるほうの目を「アイパッチ」という、貼る眼帯のようなもので覆って2時間以上生活します。貼っている時間が長いほど効果があるとのことでした。
そのころ私も働いていたため、娘は小3の息子と学童保育を利用していました。しかし、夫や会社とも話し合い、学童をやめて放課後は家で見守ることにしたのです。私は在宅ワークに切り替えました。
弱視の治療の効果
治療を続けたところ娘の視力はどんどん上がり、3年生で治療を終えることになりました。視力も両目1.0以上になり、学校の視力検査でも問題なし。そのあとは眼鏡もかけていません。いちかばちかでしたが、運よく娘には効果が出たのです。
眼科医によると、当時の娘の右目の視力は幼児期から成長しておらず、弱視の状態だっただろうとのことでした。視力検査のときに、子どもの視力は不安定のため、実際の視力以上の判定が出ることもあるそうです。学校の検査でたまたま発見できた娘の弱視。見つけてもらえて本当によかったです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:高橋 彩香/40代女性/2009年生まれの息子と2012年生まれの娘の母。育児の悩みや失敗を繰り返しては、よい思い出となることを実感する日々を過ごしている。元小学校教員。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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