先日、義母から荷物が送られてきました。中身はくるみのお菓子と生ガキ。私はくるみのアレルギーがあり、生ガキは妊娠中なので控えました。どちらも夫の好物なので、義母は夫に食べてほしかったのだと思います。
ですが、義母が私のことを気遣って送ってくれたと話す夫。義母が私を心配していることなんてあるのでしょうか?
本当に心配してる?義母の言動を疑う私
義母は私を思いやるふりをして、チクチク攻撃してきます。つわりが長いのは、高齢出産だからでは?ちゃんといたわってあげなさいと、夫にアドバイスしてきたようです。
今週末、親戚の集まりが義実家であります。その参加についても、いろいろと夫に言ってきたようです。私は家庭の事情で大学に進学できなかったのですが、夫の親戚は高学歴の人が揃っています。そんな人のなかにいるのはツラいのではないかと心配していたようなのですが、私にはいわゆるマウントに感じられました。
その上、臨月になったら手伝いにいきたいと言ってきます。義母がいるとゆっくり休めないので、夫に断ってもらいました。義母は私と仲良くなりたいと思っているらしいですが、本当のところはどうなのでしょうか……。
親戚の集まりに参加。出されたお茶に…
「急にいなくなってどうしたんだよ」
「母さんも心配しているぞ」
親戚の集まりの最中、急に姿が見えなくなった私を心配した夫。私が体調不良ではないとわかると、心配性の義母を安心させるために早く戻ってくるよう言ってきました。そこで私は、ついに重い口を開いたのです。
「私のお茶、飲んでみて」
「え?」
義母が私だけに渡してきた、妊婦専用ティー。いろんなものが浮いたり沈んだりしていて、おかしなにおいがします。どう考えても飲めず……。夫も同意見でした。
夫は義母の認知機能の低下を心配しましたが、私はこの際なのではっきり伝えました。義母は私が嫌いだということを……。義母が私のことを心配しているふりをするのは夫の前だけ。これまで内緒にしてきましたが、私は結婚してからずっと義母の口撃に耐えてきたのです。それも我慢の限界に。今まで思っていたことを夫にぶちまけました。
この話は親戚の人たちにも知られるところとなり、義母は四面楚歌の状態に。夫は、あのお茶をみんなにも見せたらしいです。においをかいだ人はみんな顔を背け、試してみようとする人など1人もいなかったと……。
夫が義母にも試すように言ったところ、妊婦用だから自分には良くないものだと言って拒否。それを受け、「ふつうの人が飲めないものを、妊婦に出すのか?」「なにかあったら責任が取れるのか?」と、夫は詰め寄ったそうです(妊婦専用ティーと称し、魚や果物などいろんな缶詰の残り汁を紅茶に入れたとのことでした)。義母は、悪気はない、みんなが誤解したと被害者ヅラをしていたと言います。
義母の主張を聞いた夫は…その後
そのとき夫は、嫁いびりの件も追求したそうです。すると義母は、自分の方が嫁に悪者にされていると主張。私がお金にがめつく、高値で売れるこの家をねらっている、あの子はいやしい人間だと言ったそうです。どれも義母の勘違いです。なぜなら、義実家が裕福だという話が、そもそも事実とは異なっているのですから……。
義父が残した遺産もほとんど残っていないと聞いています。夫は毎月いくらか義母に渡していたようですが、それをやめると宣言しました。
最後に義母は、夫には私よりもっといい人がいると思ったと白状したそうです。私のため、夫のためと、いつも誰かのためだと言い訳をする義母。しかし、それはどれも自己保身からくる行動でした。私たちはもう義母に会うことはありません。
その後、義母のことで夫から謝罪がありました。ストレスから解放され、なんだか体調も良好。これからはマタニティライフを楽しみたいと思います!
◇ ◇ ◇
自分の行いのせいで、周りから人が離れていった義母。ひとりになった今、自分の言動をしっかり反省してほしいですね。
【取材時期:2024年12月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。