中身がチラッと見えているバナナ、食べていい?
「茎が折れて中の実が見えてしまっているバナナは、すぐに食べた方が良いの?」と聞かれることが多いのでお答えします。
バナナの実は空気に触れて時間が経つと褐色に変化して変色します。これはバナナに含まれるポリフェノール類と酵素が空気と反応することで起きる現象です。
変色しているだけなので食べても問題ありませんが、見た目が悪くなるので、茎が折れて中の実が見えてしまっているバナナはすぐに食べることをお勧めします。
すぐに食べるのが難しいのであれば、皮を剥いて冷凍保存すると1ヶ月程度長持ちします。
茎が折れないために!バナナが長持ちする保存方法
バナナが房から外れてしまう前に、正しい方法で保存すれば、茎が折れて中身が見えてしまうなんてことはおきません。
特に保存場所は重要です。常温保存する方が多くいますが、バナナは冷蔵保存した方が長持ちするんです。
バナナを冷蔵保存する際の具体的な手順を紹介します。
①軸が青くて「打身のないバナナ」を買う
②バナナを1本ずつバラす
③バナナにラップを巻く
④バナナを冷蔵庫の野菜室に入れる
バナナは冷やすと低温障害を起こし、皮に含まれるポリフェノールが表面に現れて真っ黒になります。
しかし、これは皮の変色に過ぎません。中身の状態は2週間前と変わらず、鮮度を保ったまま保存できます。
正しい保存法で、バナナを毎日食べよう!
「茎が折れて中身が見えているバナナ、食べていいのか」と「バナナが長持ちする保存方法」を紹介しました。
ぜひこの記事をきっかけに、バナナをたくさん食べていただけると嬉しいです。