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「まさか私が…」不正出血に悩む43歳。婦人科で告げられた衝撃の診断!選んだ治療法で起きた変化

体調不良と不正出血に悩まされた私。婦人科を受診すると、まさかの診断をされました。漢方治療で1年かけてゆっくりと症状は改善し、新しい自分との向き合い方を見つけました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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突然の不正出血、そして意外な診断結果

その年は秋の終わりごろから体調を崩すことが続いていました。風邪をひきやすくなり、2回ほど発熱もするなど、なかなか調子のいい日が少ない時期が続きました。年が明けてからは不正出血が始まり、1カ月の中で出血していない日のほうが少ないほどでした。

 

最初はストレスが原因かと思っていましたが、症状が続くため思い切って婦人科を受診することにしました。久しぶりの婦人科で緊張しましたが、出血中でも内診できると聞いて安心しました。検査を終えて診察室に入ると、先生から「更年期障害ですね」と告げられました。

 

更年期はまだ先のことだと思っていた

当時43歳だった私には、更年期障害はまだまだ先のことと思っていました。それまで更年期というと、気分の落ち込みやホットフラッシュのイメージが強かったのですが、生理不順から始まることも珍しくないと知りました。原因がわかって安心する一方で、これからの長い付き合いを考えると少し心が重くなりました。

 

 

漢方との巡り会いが変えた私の生活

治療については、様子を見る選択肢と、ホルモンバランスを整える薬物療法の2つを提案されました。更年期障害という事実をまだ受け入れられない気持ちもあり、ホルモン治療には少し抵抗がありました。でも現状の症状に困っていたため、漢方治療を選ぶことにしました。

 

漢方薬は最初の2週間で体との相性を確認し、その後1カ月単位での処方となりました。毎日3回、食前に服用する漢方薬は決して飲みやすいものではありませんでしたが、規則正しく服用することで食事の時間も整い、生活にリズムが戻ってきました。

 

徐々に不規則な出血も落ち着き、約1年かけて生理周期もある程度安定してきました。23日周期と少し短めではありますが、規則的になったことでむしろ安心できています。正直、漢方薬がここまで効くとは思っていませんでしたので、いい薬に巡り会えてよかったと感じています。

 

まとめ

まだ遠い存在だと思っていた更年期でしたが、予想より早く訪れ、しかも生理不順という一般的な症状から始まったため、最初は戸惑いました。ですが、時間をかけて少しずつ受け入れられるようになってきています。幸いにも他の大きな症状は出ていませんが、これも漢方薬のおかげかもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:草野みどり/40代女性・主婦

イラスト/エェコ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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