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「妊娠中期でも大丈夫?」夫婦生活を強く求めてくる夫に応えた直後…翌朝まで続くおなかの張りで受診

妊娠27週を迎えて、ふとこれまでの自分と夫との関係を振り返る機会がありました。体は想像以上に変化し、今まで大切にしてきた夫婦の時間にも予想外の影響が出てきて、戸惑いながら過ごしています。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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妊娠中も変わらず求めてくる夫に戸惑い

妊娠27週に入っても、夫は妊娠前とほとんど変わらないペースで、2〜3日に一度は夫婦生活を求めてきます。夫はお互いにしっかりスキンシップをしてから本番へ進みたいというのが理想らしいのです。

ただ、妊娠によるホルモンバランスの変化で、私の性欲は減退気味で、いつも眠くなるため、夫の望むペースや時間の長さに乗りきれず衝突することがありました。一度、ネットの記事を見せながら「妊娠中はこういうリスクもあるみたい」と話してみたら、夫も少しずつ状況を理解してくれるようになりました。

 

強い張りに気付いた衝撃の朝

ところが妊娠中期に入ったころ、いつものようにスキンシップをされて達した瞬間、急におなかの張りがすごく強くなりました。その日はびっくりして途中でやめたものの、翌朝になっても張りが治まらず、心配になって病院へ行くことに。血液検査やNST(ノンストレステスト/妊娠中に赤ちゃんの心拍数とお母さんの子宮収縮の状態をモニタリングする検査)、エコーなどで特に問題は見つからなかったのですが、「妊娠中は強い刺激で子宮が収縮しやすいことがある」と改めて実感しました。

 

 

妊娠中にリスクを共有しておく大切さ

この経験を通して、妊娠中に起こり得る体の変化やリスクについては、妊娠前から夫ときちんと話し合っておく大切さを学びました。うちの場合は夫の求める回数が多いので、どうしても妊娠中の自分の体調や気持ちとのギャップが生まれてしまいます。だからこそ、妊娠してから慌てるよりも、もう少し早くお互いの考えを共有しておけばよかったなと感じています。

今回のことは幸い大きなトラブルにならずに済みましたが、それでも何事もなく過ごせるとは限りません。妊娠中はいつもと違う心身の変化があるので、夫とのコミュニケーションを丁寧に取ることが本当に大事だと思いました。結果的には、2人で協力して乗り切れるように準備するきっかけになったので、今後はより気を配りながら過ごしていけたらと感じています。

 

まとめ

妊娠によって生じる体の変化を夫婦でどう受け止めるかが、より大切だと感じています。夫婦でしっかり情報共有をして、無理をしない距離感を探ることで、不安を抱え込まずに過ごせると思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:久保亜羽露/30代女性・会社員

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

 

 

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