義母の返事
わが子が通う幼稚園は、どの行事も基本的に乳児を連れての参加は可能です。ただし、卒園式だけは雰囲気を大切にするため、可能な家庭は祖父母に預けるなどして、乳児の参加を遠慮してほしいと言われています。これは、保護者が落ち着いてわが子の晴れ姿を見られるよう、幼稚園側が配慮して呼びかけているのだそうです。
そこで近所に住む義母に、卒園式の日に下の子を預かってもらえないかとLINEで相談をしてみました。すると、「あのね……教えてあげるからよく聞きなさい」「昔はどこに行くにも小さい子どもが一緒だったのよ。そうやって母親は子育てをしてきたの」「卒園式だからといって、なぜ私が子守しなければいけないの?」との返信が……。
義母は「昔は子育ては母親の仕事だった」と言い、まったく聞く耳を持っていません。母親が自分で面倒を見ないというやり方にどうしても賛同できないので、預かるつもりはないそうです。
義両親は近所に住んではいますが、普段も子どもを預けたことはありません。お願いする側なのでもちろん言えませんが、せめて今回だけでも、気持ちよく引き受けてもらえたらと望んでしまったのが本音でした。ただ、義母の考え方がわかった以上、無理にお願いしてもこちらも落ち着かないと思い、今回は遠方に住む実母に相談しました。すると、卒園式の日に私の家に来て下の子をみてくれるということに。
義母の言うとおり、昔なら考えられないことなのかもしれません。私の子どもが子育てをするようになる時代には、私も義母のようにわが子と考え方が違う面が出てくると思います。けれども、時代に合わせた考え方ややり方があるのだと痛感し、子育てをしている人の意見を尊重できるようになりたいと思いました。
著者:冬野雪/30代女性/2歳、6歳の母。結婚前は保育士として保育園勤務。現在は週に1度施設でアルバイトしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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