もしかして旦那さんの自慢?
Aさんは「今週末は夫に子どもを預けて友人と温泉旅行なの〜♡」と笑顔で話します。私は「いいなぁ、そんなふうに自由にできて……」と呟きました。すると、Aさんが「え? 預けられないの? 旦那さんに頼めばいいじゃん。私の夫はやさしいからかな」とニヤニヤしながら言います。わが家は常にワンオペと話していたので頼めないことを知っているはず。少しモヤモヤしながらも「頼めたらいいんだけどね」と返しました。するとAさんは「育児ばっかりしてると疲れちゃうでしょ? ほら、目の下にクマがあるよ〜。常にきれいでいないと〜」と言ってくるのです……。頑張って家事育児をしているのに、なぜ見た目の批判をされなくてはいけないのか、とショックを受けていると、話を聞いていたAさんの息子くんが「僕はママがいつもお家にいなくて寂しいな。もっと遊んでほしい」と言ったのです。息子のまさかの発言にAさんは驚きを隠せません。「そんなこと思ってたの……? 気がつけなくてごめんね……」と息子くんに謝ったのでした。
帰宅後、息子が「僕はママがいつも一緒にいてくれるから寂しくないよ!」と言ってくれました。ワンオペでつらいこともありますが、息子の言葉を聞いて大変な日々が報われたような気がして思わず涙。この頑張りも意味のあるものなんだと思い、自信がつきました。
育児の環境は家庭によってさまざま。やはりAさんのことを羨ましいと感じることもありますが、子どもは私が頑張っている姿を見てくれているんだとわかり、これからもワンオペを頑張ろうと思えた出来事です。
著者:井島りほ/30代・ライター。3歳の女の子と6歳の男の子を育てるママ。おしゃべりが大好きで寝るのが苦手な兄妹と、にぎやかな毎日を過ごしている。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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