祖父の家のリビングで見つけたペットボトル
義理の祖父は毎日畑仕事に精を出し、簡単な自炊や食事の宅配サービスを利用しながら、自分のペースでゆったりとした生活を送っていました。
ひ孫である当時1歳と4歳だった息子たちのことをとてもかわいがってくれており、「子は宝や」が口癖だった祖父。私たちがたまに遊びに行くと、とても喜んでくれました。
ある日、息子たちと祖父の家を訪ね、リビングでみんなでくつろいでいたところ、透明の液体が入ったペットボトルを発見。
私は最初てっきり水が入っているのだと思い、「おじいちゃんは水分もちゃんと意識してとっているんだな」と感心していたのですが……。
まさか!ペットボトルの衝撃の中身とは…!?
祖父がおもむろにそのペットボトルに手を伸ばし、一口飲みました。
すると、一番近くにいた長男が「クサッ! じいじ、何飲んでるの?」と言ったのです。
祖父は「これはなー、焼酎っていう大人の飲み物」と満面の笑みで回答。私は思わず「えっ!」と声が出てしまいました。
祖父のペットボトルには水ではなく、なんと焼酎が入っていたのです……。
まさかお酒が入ってるとは思いもしなかった私。それ以来、息子たちが誤って飲んでしまう恐れもあるので、祖父の家を訪問する際は注意するように。祖父は普段からお茶や水と同じくらい、焼酎も飲んでいたそうで、「もはや焼酎では酔わない」と言っていました。長生きの秘訣は焼酎と畑仕事、そう言い切る祖父なのでした。
著者:鬼頭いちか/30代女性。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)