2025年3月20日放送『秘密のケンミンSHOW極』
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— 【公式】秘密のケンミンSHOW極 (@kenmin_kiwami) March 13, 2025
📢20日の #ケンミンショー は
甘いは正義!
熱愛あんこ-1グランプリ🏆
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✅福島県
外はサクサク&中はしっとり甘い
会津の名物👀
✅愛知県
喫茶店文化が生んだ最強モーニング☕️
✅香川県
讃岐うどん×あんこ⁉️
✅熊本県
さつまいも&あんこのもちもち団子😋
など最強の“あんこ-1”に輝くのは? pic.twitter.com/GOAMDGLJHD
「小倉トースト」愛知県
あんこ&厚切りトーストにバターをたっぷり! 愛知の喫茶店文化に欠かせない定番!として紹介されました。
待ち時間も楽しい!四間道さんぽ
店頭のパネルで予約し、順番が来たら電話かSMSで連絡をもらえる仕組みだったので、いざ26番の予約用レシートを持って、近所を散策することに。
レシートのQRコードで「あと○組」という表示を確認できるので、安心して散策ができます。
結局入店までに2時間待ち……!
そんな長時間の待ち時間も、喫茶ニューポピーでは楽しみに変わります。
お店の周辺は、名古屋の歴史が色濃く残る「四間道」エリア。
石畳の道に白壁の蔵が並ぶ風景は、まるで小旅行のよう。
私がお邪魔した当日も、ガイドさんに案内されたツアーの皆さんとすれ違いました。
待ち時間に散策したのは、
・浅間神社
・五条橋
・円頓寺商店街 など
あいにくの曇り空でしたが、ところどころで咲き始めのソメイヨシノや、堀川を行き来する遊覧船に春を感じました。
特に円頓寺商店街は、レトロと新しさが混ざった不思議な空気感。自家製の採れたて野菜をお値打ちに売っているおじさんと会話したり、名古屋弁のおみくじがある神社に立ち寄ってみたり。
昭和の雰囲気を感じられるスポットが多く、写真を撮る手が止まりません!
石畳の階段をのぼると、想像どおりのおしゃれレトロ純喫茶
ようやく順番が来たので、急いでお店に向かいました。「喫茶ニューポピー」は、1977年に名駅三丁目で開業した「喫茶ポピー」をルーツにもちます。
その伝統を受け継ぎつつ新しさを融合させたとして、現在の場所で2019年にオープン。
お店は通りから横道に入った石畳の小道の奥、白壁の間にひっそりと佇んでいて、通りすがりでは見逃してしまうような、隠れ家的な雰囲気があります。
入り口の石造りの外観から、もうワクワクが止まりません。一歩足を踏み入れると、そこはまさに「理想的なレトロ純喫茶」。
木の温もりと昭和の空気感が心地よく混ざり合う店内は、こじんまりとしていて、1階はキッチンとレジの他に4席のみ。
私は1階の入り口近くの席に案内されました。
吹き抜けにはおしゃれなラタンのランプが下がり、この吹き抜けをぐるっと回るように付けられた階段で2階・3階へと行けるようです。
天井の高さを活かした設計・デザインは、「蔵」を改装したお店だからこそ。
静かで落ち着いた空間に、思わず時間を忘れてしまいました。
名物メニューを実食!
入店が11時を超えていたので、「モーニング」はもう注文できないかと覚悟していたのですが、「大丈夫ですよ〜」の一言にほっとひとあんしん。
さっそく名古屋名物「モーニング」。
コーヒー1杯の値段で、厚切りトースト(バター味)とサラダ、ゆで卵がついてきます。「喫茶店の定番」と侮ることなかれ。
ニューポピーのメニューは、驚きと美味しさが詰まっています。
特に印象的だったのが、「えっ、コーヒーで炊いたご飯……?」と驚きつつも注文した「コーヒーカレー」。
モーニングにプラス600円で注文できる150gの少し小さめサイズです。
スパイスカレーといってもそれほど辛くなく、香ばしくてまろやか。不思議な美味しさにハマりました!
2時間待ったことで、時間はすでに11時過ぎ。 朝ごはん抜きで2時間歩き回った腹ペコなお腹に、カレーは吸い込まれるように入っていきました。
そして注目!「鉄板小倉トースト」!
ふわふわのゴマパンの下は鉄板でパリパリに焼かれ、そこにアイスをオン。
コーヒーシロップをかけると、ジュワッと香ばしい音と香りが広がって……これはもう、五感で楽しむスイーツ!
この「鉄板小倉トースト」が『秘密のケンミンSHOW極 甘いは正義!熱愛あんこ-1グランプリ』で紹介されてたのを見て、どうしても食べたいと思い、モーニングとは別に追加して、友人とシェアしていただきました。満足!
テーブルが少し狭いのが難点ですが、それを差し引いても余りある満足感。給仕のスピードとタイミングも素晴らしかったです。
それほど待たされることもなくコーヒーが出てきて、ひと口ふた口味わったところで、モーニングが運ばれる。
モーニングを食べ終わった頃を見計らって、鉄板小倉トーストが提供される。ナイスタイミング!
実は、コーヒーが主役
食べ物に注目が集まりがちですが、実はコーヒーへのこだわりも本気です。
今回はポピーブレンドをいただいたのですが、とても香り高く、深煎りで身体にしみわたる味でした。店名の「ニューポピーブレンド」と、もう1つの深煎り「那古野ブレンド」も気になるところです。
数軒隣に「ポピー焙煎室」があり、お店に出すコーヒーを毎日焙煎しているそうです。
そこで買える豆やオリジナルグッズはお土産にもぴったりで、コーヒー好きやニューポピーファンにはたまりません。
歴史を味わい、心ほどける喫茶時間
懐かしさと新しさが同居する、四間道の喫茶ニューポピー。
行列覚悟でも訪れたいのは、その空間と味、そしてストーリーがあるから。
またお腹と心を満たす「暇つぶし」に出かけてみたいと思います。
※価格などの情報は記事公開当時のものです。