昭和生まれの夢「きなこ棒」を再現
先日、スーパーの駄菓子コーナーでふと目に付いたのがこれ。
やおきんの「きなこ棒」です。私が子どもの頃に食べていたやつよりもサイズは大きめ、そして個包装。
当時はもっと小さく、爪楊枝に刺さり大量のきな粉が入った箱にそのまま入っていたイメージ。昭和生まれなら、あの箱ごと買い占めてしまいたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか(笑)。
やおきんのきなこ棒は、グミブームの令和を生きる小学生の息子にも好評でした。
私も久しぶりに食べてみましたが、素朴で懐かしい味のまま。これこれ~!!やっぱりおいしかったです。
でも、大人になって気付いたけれど……これってもしかして簡単に作れるんじゃない?
ということで、さっそく作ってみます♪
「きなこ棒」を再現してみた!
材料
・水あめ…50g
・きな粉…35g
・きな粉(仕上げ用)…適量
材料は簡単に近くのスーパーでゲットできました!
作り方①水あめをやわらかくする
耐熱容器に水あめを入れ、電子レンジ600Wで20秒ほど加熱します。
加熱後にきな粉を加えるので、耐熱容器は少し大きめのものを使用するのがおすすめ!
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
作り方②きな粉を加えて練る
①にきな粉35gを加え、よく混ぜ合わせて練ります。最初は、こんな感じでちょっと不安になりますが……。
1分もすれば、きなこ棒の気配がしてきますのでご安心を。
作り方③棒状にしてカット
生地がベタベタしているし、どうやって伸ばすべき?スイーツ作りが苦手な私の自己流なので、参考程度にご覧ください。
まずはラップを2枚広げ、生地をふたつに分けてのせます。
手のひらで転がしたり指で押さえたりして伸ばします。どうにかここまで伸ばすことができました。
もっといいやり方があるのかもしれませんが、これでもどうにか伸ばすことはできるようです。
包丁で好みの長さに切ります。
作り方④きな粉をまぶす
仕上げ用のきな粉を器に広げます。
爪楊枝を刺して全体にまぶします。
きな粉をまぶすとベタベタしなくなるので、改めて自分好みの形に成形しなおしてみました。これで完成です。
「きなこ棒」を再現!やった〜夢が叶った~~~♪
こちらが、自家製のきなこ棒。ちゃんとできたじゃ〜ん!
それにしても、ひとりでは一気に食べられないほどのきなこ棒が目の前に。当時の私に見せてあげたい光景です(笑)。
そういえば、できたてのきなこ棒を食べるのも初めて。歯の詰め物が外れないように十分な注意を払いながらいただきます。
ほう。やおきんさんのそれよりやわらかめの仕上がり。おいしいじゃないですか。
材料ふたつを混ぜ混ぜしただけで、こんなのができちゃうんですね。驚き!
せっかくなので、令和の小学生の反応もチェックしておきましょう。
実は、私の作るきなこ棒に全く期待をしていなかった息子でしたが、食べてみるなり「おーうまいやん!」「すごいやん!」と称賛です。
なんだかんだ素朴な味わいって、いつの時代の子どもにも受け入れられるんでしょうね。
これにて、きなこ棒を思う存分食べるという私の子どもの頃の夢を、息子と共に実現しました。
「きなこ棒」再現レシピで懐かしの駄菓子を気軽に
懐かしの大人気駄菓子「きなこ棒」を作るのは初挑戦でしたが、想像よりはるかに簡単でした。そして、出来たてはやわらかくておいしかった〜♡
ちなみに後日談ですが、2度目の挑戦では完成後に冷蔵室で保存しました。
すると、柔らかかったきなこ棒が程よい固さに!これもグッドでした♪
きなこ棒の材料はどこのスーパーでもお手頃に揃うので、誰でも気軽に挑戦できます。食べればきっとウン十年前のあの頃を思い出すはず!