お金のプロが教えます!新年から始める家計の見直し

2019/01/09 20:00
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この記事では、ファイナンシャルプランナーの大野先生が新年から始める家計の見直しについてお話しします。まずは、長期や年末までの貯蓄の目標を設定をすること、次にまだつけていない人は家計の記録をつけること、そして、固定費の削減ができるかチェックをすることです。
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2019の家計管理のイメージ

 

2019年も始まりしばらくしてお正月気分も薄れてきた時期ですが、「新年の計は元旦にあり」のことわざにもあるように、1月は家計の見直しをする良いタイミングでもあります。

 

年末年始で緩んだ財布を締めたい思う人や家計を改善いたいと考えている人はご参考にしていただければと思います。

 

1.長期や年末までの貯蓄の目標を設定しよう

家計の見直しの目的の一つとして、家計を改善してお子さんの進学費用や住宅・自動車の購入などの将来に大きなお金の掛かるライフイベントに備えることにあります。そのためにもその費用の金額と時期から逆算して毎月貯める必要のある金額を確認しましょう。

 

例えば、お子さんが1歳として大学に掛かる費用の半分(私立文系4年間の半分・200万円と仮定)を18歳までに貯めるとした場合は、200万円÷17年÷12カ月=約1万円となります。具体的な金額が設定にくい場合は、1年間の貯蓄目標を設定する形でも良いでしょう。

 

2.家計の記録をつけていない人は大まかにでも記録をつけよう

すでに記録をつけている人や家計の傾向を把握している人は継続できればと良いのですが、今まで何も記録をつけていない人や苦手な人は新年を期に大まかでも良いので記録をつけましょう。従来の記入するタイプの家計簿だけでなく、レシートをまとめる方法や家計簿アプリでも良いのでご自身の合う方法を見つけましょう。

 

詳細に記録することが目的でなく、家計の傾向を把握することが目的ですので、細かく記録できない人は大まかでも結構です。1年間記録することによって、季節による光熱費・食費の変動やお金のかかる時期が把握できます。また、使い過ぎや無駄遣いが分かる場合もありますので、家計改善につながります。


3.固定費が削減できないか検討しよう

固定費は一度設定してしまうと、変更・解約しない限り出費は継続します。以下の項目が見直せないか(他社への変更、プランの見直し、解約等)検討しましょう。  

 

①光熱費・通信費(電気代、ガス代、固定電話、携帯電話、インターネット回線、プロバイダなど)  

②住宅費(住宅ローン<借り換え・繰り上げ返済>、家賃など)  

③保険料(生命保険、医療保険、自動車保険、火災保険など)  

④定期購入(新聞・雑誌、ウォーターサーバー、有料ウェブサイト・アプリ、通信販売<食品・サプリ>など)     

⑤会費(クレジットカード、ジム・カルチャースクール、スーパー・ネットショッピングなど)  

 

無駄なものや過剰なものは削減すると、節約効果が持続します。

 

4.医療費の領収証や医療費のお知らせは保管するようにしましょう

出産や通院、入院等で病院に支払った領収証や健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」は年末までは保管するようにしましょう。所得税・住民税が安くなる医療費控除は毎年1月1日から12月31日までにご家族でかかった医療費が10万円(総所得金額が200万円未満の人は総所得金額の5%を超えた金額)を超えた場合が対象になりますが、年末時点で10万円を超えるかは年始の時点では分かりません。

 

病院、薬局から発行される領収証だけでなく、「医療費のお知らせ」に掲載されないドラッグストア等で購入した市販薬や病院までの交通費の領収証(バス・電車等の公共交通機関はメモも可、タクシーは体調面等で公共交通機関が使えない場合のみ可)も対象となるので、医療費に関する領収証はまとめて保管するようにしましょう。

 

 

家計の改善は意識のある時が始めるタイミングと言えますが、年始は気持ちの面も制度の面からも始めやすいタイミングです。将来のライフイベントに備えるためにもできることから始めていただければと思います。


1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。


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