にんじんが主役の美味しいサラダ
NHK『きょうの料理』で、料理家・栗原はるみさんが紹介した「にんじんとツナのサラダ」に挑戦します。
にんじんを丸ごと1本使うので、袋買いしたにんじんの消費にぴったり。
我が家では、にんじんは脇役になることが多いのですが、このレシピなら主役になりそうです。
さっそく、作ってみましょう!
栗原はるみさん「にんじんとツナのサラダ」のレシピ
材料(4人分)
・にんじん (大)…1本(正味250g)
・ツナ (缶詰/油漬け/小)…1/2缶(正味30g)
・たまねぎ (細かいみじん切り)…大さじ2
・にんにく (ごく細かいみじん切り)…小さじ1
・サラダ油…大さじ1(オリーブ油でもOK)
・塩…少々
・こしょう…少々
【A】
・白ワインビネガー…大さじ1
・レモン汁…大さじ1
・粒マスタード…大さじ1
今回は、にんじんが小ぶりだったので、3本用意しました。
また、白ワインビネガーが手に入らなかったため、りんご酢で代用。米酢や穀物酢などでも代わりになるようです。
記事後半では、ツナ缶の残りを使ったアレンジも紹介します!
作り方①準備する
皮をむいたにんじんを5〜6cm長さの細切りにし、耐熱ボウルに入れます。ツナは汁けをきっておきましょう。
にんじんの量が多いため、カットするのに時間がかかりましたが、このあとの工程は簡単です。
作り方②たまねぎとにんにくを加える
①の耐熱ボウルに、たまねぎ、にんにくを入れ、サラダ油(今回はオリーブ油)を加えて軽く混ぜます。
作り方③加熱する
耐熱ボウルにラップをかけて、600Wの電子レンジで1分10~20秒ほど加熱してください。
時間どおり加熱したら、取り出してチェック。やわらかめが好きな人は、さらに10秒間加熱しましょう。
作り方④味付けする
加熱が終わったら、ほぐしたツナと【A】を順に加えてよくあえます。
最後に塩、こしょうで味を調え、さらにあえたら完成!粒マスタードが好きな方は、追加で大さじ1を加えてもOKです。
【実食】にんじんが苦手でも食べやすい!?
鮮やかな色が食卓を彩ってくれます。
にんじんは加熱時間が短いため、気持ち良い食感。シャキシャキというよりは、ボリボリという感じの歯ごたえがあります。
ツナ、にんにく、たまねぎといった具材や調味料もたくさん入れていますが、どれも主張が強くなく不思議と一体化。
後味には、レモンや酢の爽やかな酸味、粒マスタードのピリッとした風味がほどよく残り、さっぱりと食べられます。
すべてがちょうど良いバランス。
筆者は正直なところ、にんじんが少しだけ苦手なんです。これも我が家でにんじんが余ってしまう理由の1つ。
しかし、このサラダはにんじん特有のクセがなく、めちゃくちゃ食べやすいです。
常備菜として作っておけば、副菜にお弁当にときっと役立つでしょう。
【自己流アレンジ】サンドイッチに
このサラダを作った時に、真っ先にやりたくなったのがサンドイッチ。
バターの代わりに、使わなかったツナ缶の油を使用。残りのツナを使って、ツナマヨサンドも作りました。
半分にカットすれば断面美。どこのカフェごはんでしょうか。
ツナの油を塗ったことで、バターとはまた違った風味とコクが生まれました。
ツナの旨み、にんじんの自然な甘み、そこに粒マスタードのピリッとしたアクセントが加わって奥行きのある味。
りんご酢で代用したこともあり、全体的にまろやかな酸味でまとまっています。
野菜たっぷりなので罪悪感もなし!朝食やランチにはもちろん、ピクニックにも良さそう。きっと”映える”写真が撮れますよ。
にんじん余ったらコレ!簡単なのに映える万能レシピ
にんじん1本をしっかり消費できて、しかも手軽に作れるこのレシピ。そのまま食べても、サンドイッチにしても楽しめますよ。
にんじんが余りがち、レパートリーが少ないと感じている方にこそおすすめ。
「作ってみたい!」と感じる人が続出しそうな、かんたん・映え・美味しいの三拍子そろった一品です。ぜひ作ってみてくださいね。