【料理の前に】大葉の香りカプセル「腺鱗(せんりん)」を解放させる
この回のゲストは、国内の大葉収穫量の半分以上を担う大葉大国こと愛知県で生まれ育ったのち、農協に就職し、大葉を担当している佐藤光さん。
番組内では、たくさんの大葉情報が出ましたが、中でも気になったのが香りのカプセル「腺鱗(せんりん)」の存在。
食べる前に大葉を手のひらに乗せ、反対の手を膨らませて上からポンと(空気で)叩くことで腺鱗が解放され、より香りが強くなるのだとか。実際に試したマツコ・デラックスさんもその結果にびっくりされていました。
手のひらで潰さないよう、空気で叩くイメージでやるのがコツです。
それではさっそく、マツコさんが絶賛したマニアおすすめのレシピを試してみましょう!
マツコの知らない世界「大葉と薬味の米油漬け」のレシピ
材料
・大葉…20枚
・生姜…20g
・みょうが…15g
・とろろ昆布…4g
・醤油…大さじ2
・米油…大さじ1
・水…少量
調べてみると、生姜は親指の頭くらいで約20g、みょうがは中サイズで1個15gくらいだそうです。
作り方は本当に簡単なので、あっという間に完成しますよ。火すら使いません。
作り方①食材をみじん切りにする
大葉、生姜、みょうがをそれぞれみじん切りにします。番組では、最後に大葉の千切りをのせていたので、3枚ほどは千切りにしました。
作り方②材料と調味料をボウルにまとめる
①で千切りした大葉3枚以外の、全ての材料をボウルに入れます。
作り方③よく混ぜる(注意点あり)
味が均等になるよう、しっかり混ぜれば完成です!
ものすごく簡単……のはずが……。
【とろろ昆布はそのまま入れないで!】
実は私、料理にとろろ昆布を使うのが初めてで。袋から出したとろろ昆布をそのまま加えたところ、ダマ状態になって大変なことに!
混ぜても混ぜてもとろろ昆布の玉のようなものが出来てほどけず、ほぐすのに苦労しました。
「いや、そんなの当然知っているよ〜」という方も多いでしょうが、私のような料理初心者&とろろ昆布を普段使わない人はお気をつけを!
細かくちぎってから入れましょう。
【実食】炊いたごはんが足りない!
早速ほかほかごはんにのせてみました。①の千切りした大葉もトッピング。
このビジュアルを見てマツコさんが「こういうの!」と手を叩いて喜んでいましたが、今、まさに同じ気持ちです。
とろろ昆布に包まれたことで大葉の香りはあまり強くありませんでしたが、口に入れた途端に風味が大爆発!
噛むたびに「あ、大葉だ!」「今度はみょうがだ」「ここで生姜キターッ」と味の主役が変わって面白い!
そしてその全てを包みこむトロリとしたとろろ昆布の食感と、昆布の旨みが良い仕事をしています。なるほど、ごはんがとまりません。
お肉も、お魚も使っていない、ほぼ野菜とお醤油のシンプルな料理なのに、どうしてこんなにごはんと合うのでしょう。
一口食べてマツコさんが「私が愛知のシソの消費量を上げます。これからアホみたいに食べます」と絶賛していたのも頷けます。
絶品薬味としてアレンジも無限
番組ではごはんと一緒に食べる方法のみが紹介されていましたが、万能調味料としても大活躍します。
そうめんと絡めたり、お味噌汁に入れたり、お豆腐にかけたり、いろいろな使い方ができますが、私のお気に入りは納豆のトッピング。
セールで買った安い納豆がグッと格上げされ、スペシャルな一品に早変わりします。
これからの季節に常備する予感
大葉を20枚も使ったにもかかわらず、あまりの美味しさと使い勝手の良さに1日で食べ切りました。
材料や調味料がシンプル&5分ほどで作れるので、これからの季節ヘビロテ間違いなしのお気に入りのレシピとなりました!