アスパラを肉巻き”以外”で食べよう
日本テレビ系列『沸騰ワード10』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが手際よく作っていた「アスパラのメキシコ風グリル焼き」に挑戦します。
番組では試食した女優・安達祐実さんもびっくりするほどの美味しさだったようです。
アスパラガスは茹でてマヨネーズをつけるか、お肉で巻くくらいしか思いつかず、レパートリーが少なかった我が家。
このレシピなら、4月〜6月頃に旬を迎えるアスパラガスを主役として楽しめそうです!
そして、味付けはメキシコ風。
メキシコ料理といえば、パッと浮かぶのがタコス、ナチョス……えーっと、あとはテキーラでしょうか(料理ジャナイ)。
とにかく家ではなかなか出てこない料理なので、食卓の雰囲気をガラッと変えられそうです。
タサン志麻さん「アスパラのメキシコ風グリル焼き」のレシピ
材料(アスパラガス8本分)
・アスパラガス…8本
・マヨネーズ…約大さじ2
・チリパウダー…3~4つまみ
・粉チーズ…大さじ1~2(お好みで)
・レモンorライム…1かけ(お好みで)
今回はライム果汁を用意しました。
作り方①アスパラガスの皮をむく
アスパラガスの茎の皮をピーラーでむきましょう。今回購入したものは、茎の部分もやわらかそうだったので、根元から約5cmだけむきました。
根元をカットするので、最後までむききらず、残しておくとバラバラにならず掃除が楽になるそうですよ。
根元1cmを切り落としたら、水で軽く洗いましょう。
作り方②グリルに並べる
アスパラガスをグリルに並べたら、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
番組ではグリルにアルミホイルを敷いていましたが、今回はグリル使用可能のグリルパンを使いました。
作り方③味付けして焼く
スプーンを使ってマヨネーズをアスパラガスの茎全体に伸ばします。
チリパウダー、粉チーズを振りかけたら、焦げ目がつくまでグリルで焼いてください。
目安は約6分ですが、弱〜中火で焼いたところ、あまり焦げ目がつかなかったので追加で3分加熱しました。
焼けたら器に盛り付け、お好みでレモンやライムを絞れば完成です!
【実食】旬のアスパラガスの最適解はコレ
焦げ目がいい感じ!こんがり焼けたマヨネーズの香ばしさ、チリパウダーのスパイシーな香り、そしてライムの爽やかな香りが鼻をくすぐります。
ひと口かじると、シャキッとした食感のあとにアスパラガス特有のほろ苦さとジューシーな甘みが感じられました。
驚いたのは、どこを食べても筋っぽさがゼロだったこと。
アスパラガスをグリルで焼いたのは初めてでしたが、しっかり火も通っていました。外側はほどよい歯ごたえがありつつ、中はほろりとやわらかです。
そこへ、チリパウダーがピリッと効き、粉チーズのコクが後追いでやってきて……最後にライムの爽やかな酸味が全体をギュッと引き締める!
メキシコに行ったことはありませんが、どことなくメキシカンなのはわかります。
どちらかというと大人向けで、ビールを合わせたくなる夏のおつまみといった感じ。しかし、チリパウダーの量を調整すれば、子どもでも食べられそうです。
8本のアスパラガスを夫と2人で競うように食べてしまったので、次回は多めに作ろうと思います。
アレンジで、アボカドも焼いてみた
この味付けにすっかりハマってしまい、他の野菜はどうだろうと、カットしたアボカドを同じ調味料でグリルしてみました。
すると、外はほんのり香ばしく、中はクリーミーさが倍増して温かいディップのよう。
アスパラガスのシャキシャキ感とは全く違うけれど、これはこれでクセになる口当たりです。
ブロッコリーやズッキーニでも美味しそう!我が家ではこの夏、野菜のグリルが頻繁に登場するに違いありません。
おうちでメキシカン
料理初心者でも作れそうな簡単レシピなのに、いつもとはちょっと違う味わいを楽しめました。
いつもの献立にワンアクセントが欲しいとき、異国気分を味わいたいときにぜひ挑戦してみてください。