あの調味料で焼き鮭が激ウマに!
今回は、テレビ朝日『家事ヤロウ!!!』で紹介された「しっとり焼き鮭」に挑戦してみました。放送後、公式Instagramに「今度試します」などのコメントが多く寄せられ、大反響でした。
普段私が焼き鮭を食べるときは、レンジ調理用の容器で加熱するか、魚焼きグリルで焼いています。
我ながら美味しく焼けているので、これ以上レベルアップするのは無理でしょう……と思っていました。
しかし、【ことわざ:井の中の蛙、大海を知らず】とはよくぞ言ったもの。焼き鮭マスターのつもりでいましたが、実にお恥ずかしい限りです。
この度、ほんのひと手間でしっとり感が爆増する、とっておきの裏ワザに出会ってしまいました。
家事ヤロウ!!!「しっとり焼き鮭」のレシピ
材料(1切れ分)
・鮭の切り身…1切れ
・みりん…小さじ1
作り方①鮭にみりんを塗る
鮭の切り身に、みりんを塗りましょう。全体にまんべんなく広げてくださいね。
作り方②鮭を焼く
フライパンに魚焼きホイルを引いて、弱火で約8分間焼いたら完成です!
みりんを塗っていると焦げやすいため、火加減には注意してください。
機種によって違いはありそうですが、6段階あるIHコンロの1番下の火力でちょうど良かったです。
※魚焼きホイルがフライパンからはみ出さないよう、気をつけましょう。
下から2番目の火力で8分間焼いたところ、だいぶこんがり気味でした。
【実食】しっとり焼き鮭と普通に焼いた鮭を食べ比べ
いつも通り焼いた鮭(写真左)とみりんを塗って焼いた鮭(写真右)を食べ比べてみました。みりん以外は、同じ条件下で焼いています。
まずは、いつも通り焼いた鮭から。
うん、しっとり&ふっくらとした食感で、とても美味しい。当たり前なんですが、普段食べている焼き鮭です。
次に、みりんを塗って焼いた鮭を食べてみましょう。
焦げ目の具合以外に見た目の差はほとんどありませんが、食感から香ばしさまで全然違います!
先ほど「しっとり&ふっくら」という表現で食レポしてしまったことを、激しく後悔。誰が食べても分かるレベルで、しっとり&ふっくら具合が倍増しているんです。
しっとりを超えて、もはやジューシーさすら感じます。
『家事ヤロウ!!!』の公式Instagramによると、みりんを塗って水分が飛ぶのを抑えることで、しっとりと焼き上がるのだとか。
ちょっと良い旅館や和食屋さんの鮭と言われても「高級な素材はやっぱり違うねえ」と、疑わずに食べてしまいそうです。
また普通の焼き鮭は、塩気が立ってキリッとした味わいですが、みりんを塗った方はふわっとした甘みが感じられて、どことなくまろやか。
角の取れた優しい味わいで、旨みの奥に上品さを感じられます。みりんの糖分が焦げて表面が少しカリッと焼けているのも、中のしっとり食感を引き立てるポイントです。
焼き鮭にはみりんを欠かさないようにしようと決意したと同時に、過去に食べた鮭にもみりんを塗ってまわりたい気持ちになりました(とんだタイムトラベラー)。
鮭茶漬けにアレンジ!
しっとり食感の焼き鮭を使って、アレンジに挑戦してみましょう。
焼き鮭をほぐし、みつばと一緒にご飯に盛り付けます。だし汁を注いで白ごまを振ったら、鮭茶漬けの完成です。
ほんのり甘くて香ばしい鮭が、だし汁でふわっとほどけて絶品。みつばの爽やかな風味と相まって、口の中に京都の朝を感じます。
だし汁を一気飲みしてしまったほど美味しいので、茶漬け映えする具材をお探しの方は、ぜひお試しくださいね。
鮭を焼くときにはあとひと手間かけてみて!
いつもの焼き鮭をふわっと&香ばしく仕上げる裏ワザは、みりんを塗ってから焼くだけ!
魚焼きグリルの掃除が嫌いな方(私です)も、フライパンと魚焼きホイルさえあれば手軽に試せるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。