自分に向き合うことができないと感じる日々
40代になり、子育てや両親の世話、仕事などで多忙を極めるようになりました。それなのに更年期や加齢の影響で体力の低下を実感し、物事がうまく進まず焦燥感からか、イライラが最高潮に達してしまうことも……。
自分と向き合う時間を取ることは大切だと思うものの、それができればこんなことになりません。早朝から家族のお弁当の準備、会社での仕事、帰宅後の家事、さらに週末は実家の掃除、介護とは言わないものの父の様子を見るなどと、とても「自分に向き合う時間」はないと思っていました。
コントロール不可能な体調不良が襲うように
私は更年期に入った辺りから、生理前の高温期に入ると寝汗がひどくなり、生理が始まると寝汗が引くというサイクルでした。
しかし、45歳を過ぎたころからは、生理が始まっても寝汗が収まらず、夜中に2回も着替え、シーツも毎日洗濯していました。
次第に睡眠不足、体重低下も起こるようになり、日々の活動に大きな影響が出始めました。仕事に集中できず、ミスが増え、記憶力が低下して約束をすっぽかすなど、まさにコントロール不可能な体調不良からすべてがうまくいかなくなってきました。
何げない会話に情報が詰まっている
会社での休憩時、先輩に寝汗と体重減少のことを話したところ、評判の良い婦人科に知り合いがいるとのこと。場所も近所だったことから、早速婦人科に行ってみました。
先生にしっかり話を聞いてもらい、更年期障害から来る自律神経の乱れと診断され、トラゾドン塩酸塩錠、メイラックス錠、加味帰脾湯(かみきひとう)などの薬を処方してもらいました。
薬を飲み続けたところ、気持ちも落ち着き、あんなにひどかった寝汗もなくなりました。
スマホやパソコンで症状について調べることは便利ですが、同じ経験をした周囲の先輩や友人と会話し、リアルな情報が解決の糸口となり、何げない会話に情報が詰まっているのだと実感しました。
まとめ
周囲に相談したくても時間がないことやプライベートな内容のため、相談を控えてスマホやパソコンで調べて、結局ひとりで悩み過ごす日々。病院もどこへ行ってよいか迷っているうちに症状が悪化することもあるので、まず情報収集の第一歩として、周囲で同じような経験をした先輩や友人に相談をすることで、解決の糸口が見つかるかもしれないと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:伊達 敦子/50代女性。3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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