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医師「近視は治るけど老眼が強く出ますよ」え?意味なし?レーシック手術を検討した私が断念したワケ

小学生のころからド近眼で、高校生からはコンタクトレンズを利用していました。40歳でレーシック手術を検討したものの、医師の言葉で近視矯正を断念したことがありました。外出時はコンタクトレンズ、自宅では眼鏡で過ごしていましたが、40代半ばにコンタクトレンズを装着していると遠くのものはハッキリ見えるけれど、手元が見えないという現象が顕著に出てきました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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コンタクトレンズだと手元が見えない!

日常生活ではコンタクトレンズを装着していました。すると、仕事中に手元の数字やパソコン画面の小さな文字が見えない、スーパーでの買い物で食品成分表をチェックしても細かい字が見えない、焦点を合わせるのに時間がかかるといった困り事に直面するように。

 

特に困ったのが家庭菜園で種まきをするときでした。種袋には種まきの最適シーズンや種をまく間隔などが細かい字で記載されているのですが、それらがまったく見えない! 畑の作業中はUVケアのためサングラスをする必要があり、コンタクトレンズを装着しての作業が必須でした。

 

これまで快適だったコンタクトレンズで遠くが見える生活が、手元が見えなくなったことでストレスを感じるようになりました。

 

老眼だけでなくドライアイも発症

医師「近視は治るけど老眼が強く出ますよ」え?意味なし?レーシック手術を検討した私が断念したワケ

 

コンタクトレンズを長時間装着した後、コンタクトレンズが目から外れにくくなるほど、目が乾くことが多くなりました。ひどいときは目の奥に激しい痛みを感じ、頭痛めまい吐き気で寝込んでしまうこともありました。眼科に行くと加齢によって重度のドライアイを発症したとの診断でした。

 

40代のとき、レーシック手術を検討して眼科で検査を受けました。その際、眼科医から「近視は治るけれど、老眼が強く出ますよ」とはっきり説明され、近視矯正は断念しました。

 

さらに、モノビジョンレーシック(片方の目を遠くに、もう片方の目を近くに焦点を合わせて視力を調整し、両目で見たときに近くも遠くも見えるようにする方法)で老眼を改善できる可能性もあると案内されましたが、「一旦は近視と老眼が改善するけれども、加齢が進めば老眼は進むので、結局また手術が必要になる 」と眼科医に言われ、手術しても老眼とのいたちごっこになって意味がない気がして、最終的に手術は受けない選択をしました。

 

 

日ごろ実践しているアイケア

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スマホ、パソコン、タブレットと、目を酷使している日常生活。老眼はスマホなどの画面を見つめる時間が多くなればなるほど加速してしまうと感じたので、目を休めることが必要だと思いました。

 

そこで、眼科医から処方されたドライアイ用の目薬を1日に6回点眼して、夜寝る際に、濡れタオルを電子レンジで温めたホットパックと、保冷剤をタオルで巻いたクールパックを交互に目の上にのせてから就寝するようにしました。

 

それから複数の眼鏡を用意することにしました。まず仕事&パソコン用として度を若干抑えた眼鏡。車、自転車の運転用として遠くまで見える眼鏡。そして、自宅用として手元を見るための度を緩めた眼鏡。白内障も気になるお年ごろなので、度付きのサングラス。用途に合わせていろいろな眼鏡を使い分けています。

 

まとめ

現在では、コンタクトレンズはジョギングなどの運動時と、草刈機と耕運機の機械作業時だけ装着して、畑でもほぼ眼鏡で過ごすようになりました。花粉対策用に購入した眼鏡は、農作業時の土埃対策にも役立っているかもしれません。近視用の眼鏡だと手元が見えなくても外せば見えるので、種まきのときや買い物でストレスを感じることはなくなりました。またおしゃれな眼鏡もたくさんあるので、洋服に合わせて眼鏡を新調することも検討しています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:田川 葉子/50代女性。保護猫17匹のお世話をしている。近所の農家さんから畑を借りてオーガニック野菜を栽培し、収穫した野菜を使って発酵食品づくりを楽しんでいる。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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