洋×エスニック!?新感覚おにぎり
BSテレビ東京『和田明日香とゆる宅飲み』で料理家・和田明日香さんが紹介していた「タコぺぺおにぎり」。
おにぎりをタコのペペロンチーノ風に仕上げるというちょっと変わったレシピです。
バターとオリーブオイルで炒めたタコに、ナンプラーで旨みをプラス。そこにイタリアンパセリやオレガノが加わって……という、一瞬戸惑うラインナップ。
洋風なのかエスニックなのか、焼きのりを使うからほんのり和風なのか。さっぱり想像がつきません。
和田明日香さん「タコぺぺおにぎり」のレシピ
材料(おにぎり4個分)
・ゆでタコ…150g
・にんにく…小1片
・鷹の爪…1本
・イタリアンパセリ…5〜6茎
・オリーブオイル…小さじ1
・バター…5g
・ナンプラー…小さじ2
・乾燥オレガノ…適量
・温かいご飯…400g
・焼きのり…1枚
・レモン…適量
※今回は焼きのりの代わりに味付けのりを使いました。
作り方①にんにく、イタリアンパセリ、タコを切る
にんにくとイタリアンパセリをみじん切りにします。タコはご飯とよくなじむように細かめに切りましょう。
作り方②にんにく、タコ、鷹の爪を炒める
フライパンにオリーブオイルとバターを中火で熱し、にんにくを炒めます。いい香りがしてきたら、タコとちぎった鷹の爪、ナンプラーを加えましょう。
出汁の代わりにナンプラーで味付けすることで、タコ飯とはひと味違う多国籍な味が楽しめるそうです。
作り方③焼きのりを加える
焼きのりをちぎって加え、溶かすように混ぜて火を止めます。焼きのりを入れるとタコから出た水分や旨みを吸わせつつ、おにぎり感も出してくれるそうです。
作り方④イタリアンパセリ、乾燥オレガノを加える
イタリアンパセリと乾燥オレガノを加えて混ぜます。
作り方⑤おにぎりにする
ボウルにご飯を入れ、具材を加えて混ぜましょう。
レシピには書かれていませんでしたが、私はこのタイミングで鷹の爪を抜いておきました。食べている途中に辛いのに当たりたくない方は取り除くのがおすすめです。
混ざったらおにぎりを作ります。具材が多い分くずれやすいので、しっかりめに握ると良いですよ。
作り方⑥レモンの皮を削る
仕上げにレモンの皮をすりおろしてかけます。
個性派食材が見事にマッチ
見た目からしていつものおにぎりとはまるで別もの。タコの赤にハーブの緑、レモンの皮の黄色が混ざっていて彩りがきれいです。
パクッとかぶりついてみると、いままでに食べたことのない味!まず、レモンのスッキリした香りと皮のほろ苦さが漂います。
そこから先は、イタリアンパセリやオレガノの爽やかさ、にんにくのパンチに磯の風味などなど、いろんな味と香りが次から次へと押し寄せてくるんです。
ご飯一粒一粒にタコの旨みが絡んでいて、ぷりぷり食感もたまりません!
気になっていたナンプラーは、最後にふわっと鼻に抜ける程度。バターやオリーブオイルといった洋の味がメインで、チラッとエスニック感が顔を覗かせるくらいのさりげなさです。
クセのある食材が集まっているのに、ちゃんとバランスが取れているのが驚き。焼きのりを入れたからか、おにぎりらしさもしっかり残っています。
鷹の爪もピリッと効いていて良いアクセントに。ただちょっと辛みが強いので、苦手な人は少なめにするのがおすすめです。
おにぎりの常識が変わる!
宅飲み向けのレシピなので、ビールや白ワイン、ハイボールなどに合わせると良さそう。いつものおうち時間がちょっと特別になりそうですね。
新感覚のおにぎりを食べてみたい方はぜひ作ってみてください!