パート先で出会ったトンデモ女性
結婚をきっかけに田舎に移住した私。新たな土地にも慣れてきたころ、そろそろ働きに出ようと思い、近所のスーパーの総菜部門に応募しました。晴れて働き出すものの、そこで出会った年配の女性がすごい剣幕で怒る人でした。
一度習ったことができていないと、すぐに怒鳴り散らす始末。なぜこんなに語気が強いのかとびっくりしました。
それなのに人によってやり方がバラバラで、入ったばかりの私は何が正しいのかよくわかりませんでした。人を育てる気もなさそうで……。そんな人がいたのもあり、結局そのパートは2カ月足らずで辞めてしまいました。
その後もずっと募集の張り紙がしてあるパート先。いまだに出入りが激しいようです。
◇◇◇◇◇
年配の方はやさしい人が多いという先入観がありましたが、自分の勝手な思い込みだったと思い知らされました。また、特に未経験の仕事は、教育体制が整っているかどうか、どんな方たちが働いているかなどを 面接の際にきちんと聞いてから応募したほうがいいなと思いました。
著者:友田かよ/30代女性・主婦
イラスト/きょこ
時給アップが1円単位…!?
ベテランパートと社員がたくさんいる中で働いていた私。
職場には意地がとにかく悪い人たちが多く、自分たちが職場の雰囲気を悪くしているのにもかかわらず、「あなたのせいで雰囲気が悪くなる」と上司に告げ口をされました。
その訴えを真に受けた上司は、なんと私に部署移動命令を出してきました。さらに、正論を振りかざすように威圧的な態度で怒られることも……。
上司のお気に入りのスタッフには時給アップがありましたが、私の場合はまさかの1円ずつ……。信じられない扱いだったのです。「とにかく気に入らないから」と、辞めるように仕向けられているように感じました。
◇◇◇◇◇
こんな会社なんて、さっさと辞めてしまえばよかったと今なら思います。このエピソード以外にもいろいろあり、精神的に病んでしまっていた時間がもったいないとすら思います。嫌な場所で我慢し続けるよりも、さっさと違う職場に行けばよかったと後悔した出来事です。
著者:木下美香/30代女性・主婦
イラスト/まげよ
若手社員からパワハラ宣告!?
4月に入社した新入社員の歓迎会を飲食店でおこなうよう、職場の社長より拝命された私。新入社員の歓迎会を実施するにあたり、社長からは「外せない業務がある社員以外は全員参加で」と言われていました。メールにて社員全員に新入社員の歓迎会のお知らせと、「原則、全員参加で」と追記して送信しました。
歓迎会の前日、部下から歓迎会に関して相談がありました。「歓迎会、参加しなくてもいいですか?」と言う部下に、「メールした通り、できれば全員参加でお願いしたいんだけれども。仕事があるの?」と聞くと、「特にありません。こういう集まりが苦手なんです」とのこと。
私は、「仕事がなければ、社長もぜひ参加してほしいって言ってるんだけれど……」とやんわり返すも、「強制するんですか? パワハラで訴えますから!」と言い残して、部下はそのまま帰社してしまいました。その後、連絡もなく、新人歓迎会は欠席となりました。その後、パワハラで訴えられることはなかったのですが、今も私との関係は微妙です。
◇◇◇◇◇
人はそれぞれ性格や考え方があるので、昭和生まれの私の固定観念を押し付けないよう、特に若い社員とコミュニケーションを取る際は、十分に注意する必要があるなと感じました。また、昨今コンプライアンスの厳守や個人の権利侵害などの社会的背景もあり、内部通告や訴訟などが増えているとのニュースも耳にしました。これからはこういった一人ひとりの社員に対して細かく配慮しなくてはならないと実感しています。
著者:宮田すず子/50代女性・会社員
イラスト/きょこ
まとめ
「人は見た目じゃわからない」──今回紹介した体験談から、人間関係のストレスや職場選びの大切さを改めて実感させられます。時には無理せず、自分を守る選択も必要かもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:「残業が嫌だって?」自分の知らないところで広まるウワサ。真相を追及すると思わぬ人物の仕業だった!
関連記事:「私の悪口を言っている?」女の職場での陰口に悩んだ結果、パート主婦が達した境地とは【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!