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「苦情とか来たことないんですか?」営業先で飛んだひと言が招いたまさかの結末【体験談】

営業職のAさんは、業績こそよかったものの、どこか荒っぽいやり方で営業活動をしていて、少し“オラオラ系”の雰囲気がありました。私は別の職種なのですが、ある日、会社に得意先の方々が来訪し、流れでAさんが急きょその場でプレゼンをすることになりました。

 

押し売り感がすごい…

その得意先は、普段から頻繁にやりとりのある営業担当者と、めったに顔を出さない他部門の担当者の2人。Aさんはいつも通り自信満々の様子でプレゼンを始め、勢いよく提案を進めていきました。しかし、それはどこか押し売りのような印象を与えるもので、見ている私も少しハラハラしていました。

 

そんな中、資材担当の方がふと、「やり口がヤクザみたいですね」とポツリと口にしました。その瞬間、Aさんは「へ……?」という顔で固まり、同席していた営業担当の方も気まずそうに苦笑。「これは持ち帰って検討しますね」と話を締めくくり、その場での決定は避ける流れになりました。

 

その手法、やめたほうが…

他部門の担当者はさらに、「そういう手法、やめたほうがいいですよ」「今まで苦情とか来たことないんですか?」と、真剣な表情で問いかけていました。

 

実際、これまでにも何件かAさんに関する苦情が寄せられていたことを私は知っていたので、Aさんが「……あ、えーと……」としどろもどろになる様子に、内心「やっとか……」と感じたのを覚えています。

 

 

Aさんの末路は

その場は管理職の上司が間に入って落ち着きましたが、以前からAさんの営業スタイルに問題意識を持っていたようで、その後しっかりと注意をしていました。

 

Aさんは図星を突かれたことにショックを受けていた様子でしたが、次第にその落ち込みはイラ立ちへと変わっていき、営業手法はさらに荒くなっていきました。当然のように苦情は増え、最終的にAさんはふてくされたような形で会社を辞めていきました。

 

まとめ

私自身、Aさんのやり方にはずっと違和感を持っていたので、正直、あの出来事をきっかけに社内でも声が上がったことにホッとした部分がありました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:石川わかば/40代女性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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