大好物のお寿司が食べられない!すると夫が……
ところが、女性には海苔巻きや稲荷が中心、男性には中トロなど高価な盛り合わせが用意されていました。これまで良い義母だと思っていた分、一気に気持ちが冷め言葉が出ませんでした。私の様子がおかしいことに気付いた夫は、私の好きなお寿司を差し出し「これ美味しそうだよ、食べてみて」と自分の皿から分けてくれたのです。私も自分の分を差し出して交換しました。
それを見て義両親が揃って怪訝な顔をしたのを夫は見逃さず、気まずそうな私をかばうように夫が「あーん」と口に運んでくれました。
いい年して人の目の前で恥ずかしい……という思いはあったものの、義両親は「仲が良いわね」と苦笑しそれ以上何も言われませんでした。義両親はとても良い人なのですが、今までも所々男尊女卑を感じる場面がありました。そんな義両親を反面教師にと強い思いを持ち、何でも行動してくれる夫には感謝しかありません。
◇ ◇ ◇
夫が私の味方でいてくれたことに救われましたが、“男性ファースト”の空気はやはり不快でした。だからと言って直接私が何か言って改善されるような問題ではないと思っています。「息子さんはこんなにも素敵なんですよ」と、いつでも妻ファーストなところを義両親へ伝えて行けば2人の意識も変わってくれるんじゃないかと思ったので、どんどん伝えていこうと思います。
著者:藤川 こはる/30代女性・主婦/自営業の母です。男児7歳・女児4歳の2人を育てています。趣味は料理研究。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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