炭酸水はメリットも多いが、実はデメリットも
炭酸水にはいくつかのメリットがあります。
- 糖分を含まないため清涼飲料水よりも健康的
- 炭酸の刺激により満腹感が得られるため、食べ過ぎ防止やダイエット中のサポートになることもある
- 胃腸を刺激して食欲を促す効果も期待できる
体にいいことがたくさんあるなら、毎日の水分補給として水代わりにとっても良さそうですよね。
しかし、炭酸水を飲み過ぎることによる注意点もあるんです!
飲み過ぎによるデメリット4つ!
メリットを聞くと、炭酸水を日常的に摂り入れたくなりますよね。
しかし水分補給源として炭酸水を常に選ぶことには注意が必要なんです。
炭酸水を飲み過ぎた場合のデメリットを、詳しくみていきましょう!
デメリット①胃腸への負担
炭酸水は適量を飲むと満腹感を得られますが、飲み過ぎると炭酸ガスで胃がふくらみ、消化不良や胃もたれを起こす可能性があります。
決まった摂取量などはありませんが、多くてもコップ2〜3杯程度(500〜1000ml)にしておくと安心でしょう。
個人差もあるため、もし気になる症状が出るようであれば炭酸水を飲むことを控えましょう。
デメリット②体の不調につながるリスク
炭酸水を日常的に大量に飲み続けると、胃痛・胃もたれ・げっぷが出やすいなどの症状が出る可能性があります。
また腸が刺激されすぎると、お腹の張りや下痢につながることも。
悪化すると逆流性食道炎や胸やけの原因になることもあるので気をつけましょう。
デメリット③水分摂取不足の可能性
炭酸による満腹感で相対的に飲水量が減ってしまい、結果として水分摂取不足になってしまう可能性もあります。
膨満感(お腹が膨れた感じがすること)はあるのに実は水分が足りていない、という事態を避けるためにも、炭酸水の飲み過ぎには注意です。
人によっては"胃の不快感"につながってしまうということも。
デメリット④歯への影響
炭酸水は弱酸性の飲料なので、無糖でも長期間・大量に飲むと、歯のエナメル質を溶かすリスクがあるといわれています。
炭酸水を飲むときはダラダラ飲みはせず、決まった時間やメリハリをつけて飲むといいかもしれませんね。
参考:公益社団法人 神奈川県歯科医師会『歯が溶ける!?「酸蝕症」とは?』
参考:Effect of carbonated water manufactured by a soda carbonator on etched or sealed enamel
炭酸水のメリット・デメリットを知っておいしく飲んで
炭酸水自体は決して悪いものではありません。
気分転換や食欲コントロールに役立つ飲み物ですが、水代わりに常にがぶ飲みするのはおすすめできません。
水分補給の主役は、やっぱり水です!
基本的な水分補給は水やお茶で行い、炭酸水はあくまで嗜好品として水分補給のバリエーションの一つに留めておきましょう。