わが家には3歳の娘と1歳の息子がいるのですが、2人ともパパが大好き。夫は、おむつ替え、お風呂、食事など育児全般をこなすことができ、子どもたちをひとりで預かることもできます。私が夫をイクメンにするために、意識的にしていたことを紹介します。
生後すぐからいろいろとお願いしてみた
私は2人の子どもたちの出産の際、どちらも里帰りせずに出産しました。2度の産後、産院へ夫が面会に来ているときから、子どもが起きていたら夫にたくさん抱っこしてもらい、おむつも替えてもらいました。お世話をして赤ちゃんが泣いてしまっても、生後すぐは赤ちゃんは泣くのが仕事のようなものなので、構わず夫にお世話をしてもらうように。
もともと産前は小さい子が周りにいなくて、私も赤ちゃんのお世話は初めて。「スタートは一緒」という気持ちでいて、夫が初めてでちゅうちょするようなことも、「私もまだまだ慣れていないよ~」なんて言いながら、まずはお願いするようにしました。
私より夫がじょうずにできることもあり、そんなときは素直に「すごい!」と褒めるように。ママのほうが子どものお世話に慣れているとは考えないようにしていました。
赤ちゃんのころから極力お世話をしてもらったことで、子どもも夫を受け入れていき、夫も愛情がどんどん芽生えていったように思います。
ちょっと頼りないママを助けてもらう
夫に育児を協力してもらううえで私が意識的にしていることが、「ちょっと頼りないママ」になるということです。赤ちゃんのお世話も、自分でなんでもどうにかしようとはせず、「うまくできないなー」「なかなか泣き止まない」「どうしたらいいんだろう」と夫を頼るようにしました。
授乳もしていたので、赤ちゃんはママがいないとだめという雰囲気になりかねませんでしたが、何をしても赤ちゃんが泣き止まないときや、お風呂や離乳食時にうまくできず困ったときには夫に頼り、「夫ができること」が増えていったことで、イクメンになっていったのかなと思います。
夫の前では子どもたちはパパ1番でいい
私は、夫がいるときには子どもたちが「ママよりパパのほうが大好き」でもいいと思っています。そのような状況を作り出すことで、おでかけのときも夫が子どもを抱っこする場面が増えたり、おむつ替えも外出先でどんどんしてくれるように。旅行に行っても、子どもたちは夫と一緒にお風呂に入りたがります。
「パパ、パパ」と夫に子どもたちが寄っていくことが増え、夫はより一層イクメンになっていきました。
産前にほかの子どもと接する機会が少なかったことから、「自分のほうが子どものお世話ができる」と思ったことはなく、「できすぎないママ」でいて、夫と一緒に親として成長していけたらいいなという感覚で過ごしています。ときには「パパのほうが育児がじょうずな場面」があることで、夫はイクメンになっていったのかもしれません。
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監修/助産師REIKO
イラスト/キヨ
著者:立田みのり
一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。