赤ちゃんの肌トラブルで気になることといえば「アトピー」。肌がどんな状態だとなりやすくなってしまうのでしょうか?

秋生まれ赤ちゃんはアトピーになりやすい?

正常な肌
バリア機能が低下した肌

秋に生まれた赤ちゃんは、他の季節に生まれた赤ちゃんより、アトピーになりやすいということがわかっています。ちょうど空気が乾燥し始める秋に生まれて、お出かけができるようになる季節が冬であることと関係があると考えられています。

カサカサ肌の招くトラブルが症状を悪化させる

アトピー性皮膚炎の原因ははっきりと分かっていませんが、遺伝による体質(アトピー素因)に、ダニやほこりなどの環境が強く関係して発症すると考えられています。また、アトピー性皮膚炎の子どもには、肌が乾燥しやすい傾向があります。健康な肌では、からだの中に細菌やアレルゲンなどの悪いものが入らないように守るバリアの働きをしているのですが、肌が乾燥すると、バリアの力が弱くなってしまいます。外からの刺激が入り込むのを防ぐことができないため、ちょっとした刺激にもとても敏感になり、症状を悪化させてしまいます。

スキンケアでカサカサ肌を防ごう

生まれ持った素因は変えられないですが、毎日スキンケアを行うことで肌の乾燥を防ぐことはできます。スキンケアをすることは、乾燥を防ぐだけでなく、バリア機能をサポートして、健康的な肌を保つことにもつながります。汚れはきちんと落とし、こまめに保湿を行うことが、とても大切です。

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