ストレスとダイエットの気になる関係(3)

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新生児はママのマイナスオーラを見抜く!?

ストレスが掛かってしまう、掛かってしまうと思った途端に、マイナスオーラが出る。そういうマイナスな気持ちを新生児は肌ですべて感知してしまうんです。

 

お母さんの精神状態をですか?

 

そう。新生児であればあるほど原始的な直感が研ぎ澄まされているものなんです。

 

親が子育てはストレスだというような後ろ向きなオーラを出していたら、赤ちゃんに伝わってしまうということですか?それはこわいですね。

 

実際にそういう期間は短いけれど、その時期はいっぱい構ってあげるのが大事です。泣いたらおっぱいをすぐに与えてあげましょう。

 

時間授乳にはこだわらなくてもよいですか?

 

:子どもの生理的欲求って一定じゃないのね。私たち大人だって、毎回一定にご飯食べないでしょう?赤ちゃんも同じ。赤ちゃんはもっと動物的な本能で欲求しているわけですから、抑えるのはよくありません。泣いたら与えてあげましょう。

 

赤ちゃんは言葉で意思を伝えられないから、体で訴えるしかないですもんね。

 

だから泣くの。それが満たされないと、我慢するしかない。何を主張していいのか赤ちゃんは分からなくなってしまうんです。

 

そういうことが続くと、どうなってしまうんですか?

 

泣き方が変わる。ギャーと元気に泣くんじゃなくて、か細い絶望した泣き方になります。そして何も訴えなくなるんです。諦めちゃうの。

 

長い人生のいちばん最初の段階から絶望感から始まるっていうのは悲しいですね。

 

極端な場合、大きくなって、人を信頼できない人間になってしまうこともあるんです。新生児のうちの赤ちゃんの要求には応えてあげましょう。

 

 

 

自分は自分のいちばんの応援団!

:心身ともに疲れてきたり、失敗してしまうことは誰にでもあると思います。落ち込むこともあるでしょう。でも引きずってても仕方ない。そんな自分も受け入れてあげましょう。悩んで葛藤して、でもこうして頑張って生きてるじゃん!って、自分を認めてあげましょう。

 

自分はだめな人間って思うんじゃなくて、いい子いい子してあげることも大事なんですね。具体的にはどうしたらいいでしょう?

 

特に難しいことをする必要はありません。お風呂に入って石鹸で体を優しくさすりながら自分の体を労わってあげて。「頑張った」じゃなくて、「よくやった」と声を掛けてあげるのがベスト。他人にしてもらうんじゃなくて、自分でするのがポイント。

 

:自分は自分のいちばんの応援団にならないといけないですよね。

 

赤ちゃんが寝てから、5分だけでも目をつぶって瞑想の時間を持ちましょう。雑音や情報に埋もれて自分に向き合う時間がない方、テレビや音楽も消して、自分と向き合ってみて。

 

気持ちをリセットすることで、あるがままの自分を取り戻せるんですね。

 

あるがままの自分を受け入れられない人は、あるがままの子どもも受け入れられない。いつも理想の子ども像から差し引きしてしまいます。理想があって、現実がいて、そのギャップにすごく揺れ動いてしまう。

 

痩せてなきゃいけないとか、お腹が出てちゃいけないとか、体重が何キロじゃなきゃいけないとか、こだわりを持ちすぎている人は、現実を受け入れにくい傾向があるのかも。

 

痩せてなきゃいけないという世間が決めた美意識に、乗せられる必要はないのにね。

 

モデルや芸能人のように、急激に細くなることは現実的ではないですよね。ここ10年くらいの傾向で、激痩せが流行って、痩せていることはよいことだとういう風潮でしたが、ここにきて、痩せすぎのモデルはショーで使わないなどのニュースもあったり、行きすぎたダイエットブームは終わる傾向にあります。

 

いいことよね。体が欲求してくることに対して素直に耳を傾けて、無理なことはしないのがいちばんだと思います。自然の摂理に逆らったことをし始めると、いろんなことが狂ってきてしまう。もしも何か深刻な心身不調が起こってしまった場合は、専門家に相談にいらしてください。体のことを身近な人に相談するのはかえってよくない。無意識にいじわるなことを言われてしまう危険性もあるので。専門家は客観的に、また医学的、科学的な見地から相談に乗りますから。

 
 

大美賀直子(おおみか なおこ)

 

植松紀子(うえまつ のりこ)

 

「ストレス」と「心」の分野を中心に執筆するメンタルジャーナリスト。著書に「発想美人のススメ(メディアパル)」、監修に「心とカラダの磨き方(PHP研究所)」がある。All About「ストレス」サイトガイド。日本 産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー。

 

「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)を経て、臨床心理士として日本大学通信教育非常勤講師、川崎市人権オンブズパーソン専門調査員、植松メンタルヘルス・ルーム主宰。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

 

 

2015/07/06


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