注目されたくて「うそ」をつきます

育児のQ&A

注目されたくて「うそ」をつきます

1年生の娘と2歳6ヶ月の男の子を持つ母です。1年生の子が、学校や私たちの前でも簡単にうそをつくようになりました。幼稚園時代にもなかったとは言えないのですが、ますますエスカレートして、見たこともないものを「見た」とか、持ってないものを「持っている」とか、行ったこともないところに「行った」などと言います。聞くと、「自分のことをすごいと思ってほしい」と言いました。
どんなときでも自分が中心になりたい性格で、皆の視線を独り占めしたいのは分かっていましたが、ここまでひどくなるとは思わなくて、かなりショックでした。
「いつかお友だちが離れていってしまうのでは?」と思うと、不安になります。一度しっかりと言い聞かせたのですが、今後気にかけていくべきことはありますか?

 

あなたが指摘されているように、娘さんは“注目されること”を強く望んでいるのでしょう。このような状態になるのは、今現在、あるがままの自分自身でいられなくなって、生きる勇気がくじかれているからでしょう。
本来の娘さんはどんな子どもでしたか? きっと、かわいくて活発な女の子ではなかったのでしょうか。でも、弟が2歳6ヶ月で人生で初めの「第一自立期」に入り、自我の主張を強く出している頃だと思います。
お姉ちゃんである娘さんは、ときどき泣かされたりしているのではありませんか? あるいは、けんかをしたときにもお姉ちゃんの方がきつく叱られたりしているのではありませんか? きっときょうだい関係、それをめぐる親子関係が少し微妙なものになっているのかもしれません。
嘘を問いただしても、巧妙になっていくだけです。嘘をつく背景には、家族の関係に何らかの問題が隠れていそうですね。娘さんとお母さんが、2人でゆっくり過ごす時間を週1回くらいは作って、じっくりとお話しを“ただ聴く”ようにしてみてください。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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