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【学資保険】人気11社を徹底比較!キャンペーン情報あり

中学生向けのおすすめタブレット学習教材ランキング比較【2025年最新版】

近年、GIGAスクール構想の推進やICT環境の整備により、家庭でもタブレット学習が急速に普及しています。中学生のお子さまを持つ保護者必見!本記事では、料金、口コミ、機能性に着目し、最新のタブレット学習教材をランキング形式で徹底比較。高校受験対策にも強い各サービスの特徴を解説し、最適な教材選びのヒントをお届けします。

ランキングの評価基準についてはマガジン編集部が以下5項目を基に定義しました。

ランキング評価基準

受講費用
 5点:非常に安価(月額1万円以下)
 4点:比較的安価(月額1-2万円)
 3点:平均的(月額2-3万円)
 2点:やや高額(月額3-4万円)
 1点:非常に高額(月額4万円以上)

対応科目範囲
 5点:全教科+専門科目や検定対策
 4点:主要5教科+α(検定対策など)
 3点:主要5教科のみ
 2点:一部の教科のみ
 1点:非常に限定的な科目

サービスの特徴と独自性
 5点:複数の独自のシステムや特徴がある
 4点:1つ以上の独自のシステムや特徴がある
 3点:一般的なサービスに加えて特徴がある
 2点:一般的なサービスのみ
 1点:特筆すべき特徴がない

サポート体制
 5点:24時間対応、複数の窓口、追加サービスあり
 4点:広範囲の時間帯で対応、複数の窓口あり
 3点:通常の営業時間内で対応、基本的なサポートあり
 2点:限定的な時間帯や方法でのサポート
 1点:最小限のサポートのみ

講師の質と数
 5点:10万人以上の講師、難関大学出身者中心
 4点:5-10万人の講師、有名大学出身者中心
 3点:1-5万人の講師、大学生中心
 2点:1万人未満の講師、質にばらつき
 1点:講師数が少なく、質も不明確

目次

中学生のタブレット学習が注目される背景とメリット

文部科学省が2019年より提唱しはじめた「GIGAスクール構想」。教育ICT(情報通信技術)環境を充実させ、教員および児童生徒の力をより引き出そうとする取り組みです。令和3年7月時点で、公立の中学校等の端末利用率は全学年で利用を開始しているという学校が91.3%、一部学年で利用を開始しているという学校が5.2%、端末の利活用はしていないという学校が3.5%となっていました(※1)。株式会社MM総研の調査によれば、GIGAスクール構想以降、中学校での端末利用率は94%とさらに普及しているといいます(※2)。

(※1)

あわせて読みたい

(※2)https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=661

また、新型コロナの影響で、リモート学習などへの関心が高まった結果、一般家庭でもタブレットをはじめとするインターネット接続端末を利用したリモート学習・オンライン学習が普及し始めました。

メリット

タブレットをはじめとするインターネット接続端末を使用したリモート学習・オンライン学習のメリットは、どのようなものがあるでしょうか。

まず、オンライン学習の良いところは、授業動画や解説動画により、視聴覚を活用して学習が進められる、という点です。通信教育であっても、紙媒体による学習の場合は、お子さんが自分でテキストを開き、文字を読んで学習を進める必要がありますが、オンライン学習の場合は、目や耳からイメージとして情報を取り組むことができるので、複雑な内容でも理解がしやすくなるようです。また、自動採点をはじめとする、コンピューターならではのデータ処理やAIの力で、苦手箇所をピックアップして対策をスピーディーに提示するといったことも可能です。

学習の進捗状況をアプリで管理したり、担任とお子さん、保護者で情報共有などもしやすくなっています。そのほか、紙教材の通信教育は、手をつけないまま教材がどんどん溜まってしまったりすることがありますが、タブレット教材の場合は最新情報が常に反映されますし、どの学年の内容でも学習できる仕組みになっているものも多いです。効率よく学習をすすめることができます。映像だけでなく、音声でも学べますから、英語などはネイティブ発音によりヒアリング力が鍛えられます。

デメリット

一方、タブレット学習には、デメリットもあります。たとえば、これは紙教材の通信教育などにも共通して言えることですが、自宅で学習を進めるタブレット学習には、どうしてもお子さん本人の「ヤル気」が必要になります。また、タブレットなど、デジタル画面を長時間見つめることになりますから、眼精疲労や姿勢悪化などのリスクも考える必要があります。そのほか、タブレット学習では、どうしても「書く」という作業が弱くなりがちです。ペンタブなどで、紙の教材と同じように手を動かせる教材が増えていますが、記述式問題などの量が少なめになっているサービスなどもあるので注意が必要です。


中学生向けタブレット学習教材の上手な選び方

サービス名称月額料金初期費用専用タブレット有無割引制度長期利用対応教科・教材内容学習サポートAI機能・個別最適化口コミ・実績
進研ゼミ中学講座6990円〜(税込)12カ月分一括払いでの月額料金 有(初回優待特典で0円)12カ月一括割引、4月入会割引などあり3年間利用で240840円主要5教科ゲーム型英語学習アプリやプログラミング講座、電子書籍ライブラリーなど利用が可能学習状況や目標に合わせてスケジュールを最適化第1・2志望校合格率は96.6%
スマイルゼミ中学生コース8580円〜(税込)タブレット代金10978円(税込)兄弟割引や継続割引などおよそ351538円12カ月分一括払いで3年間基礎講座を利用した場合主要5教科+実技4教科みまもるネットやみまもるトークの利用が可能AIによる解析で最適なミッションを提案スマイルゼミでテストの点数が上がった
Z会 中学生コース中1が月額9470円〜(税込) 有6カ月・12カ月一括払いの申込で専用タブレット代金0円/対応するiPadも利用が可能12カ月一括支払いで10パーセント割引、その他入会キャンペーンあり およそ413640円主要5教科+定期テスト向け実技4教科対策丁寧な添削指導個別教科AI
プログラムや進捗管理
やや難易度が高いが、その分難関校入試に強い
スタディサプリ中学1年〜3年まで一律1815円(12カ月一括払いを利用した場合の月額費用) インターネット接続端末    1カ月無料などのキャンペーンあり3年間でおよそ65340円全9教科対応学習状況の管理「まなレポ」やゲーム感覚でモチベUP「サプモン」間違えた問題の再出題や学習履歴に基づく復習ミッションの提案テストで大幅に点数アップなど、定期テストに強い
すらら小中(小学校〜中学校)の国語・数学・英語コース月額8800円(税込)入会金7700円(税込)〜ただし、キャンペーンなどで無料の場合もなし(PCかタブレットを使用)入会金無料キャンペーンあり およそ296208円〜(3教科・4カ月継続コースの場合)小学校〜高校の主要5教科ゲーミフィケーション機能AI搭載型ドリル無学年式学習で不登校などへの対応も可能
東進オンライン学校3278円(税込・12カ月一括払いを利用した場合) なし(PCかタブレットを使用) およそ127842円〜主要5教科保護者サポートページ 双方向型授業勉強法の改善でテストの点数が大幅にアップ
トライのオンライン個別指導17600円(税込) なし およそ633600円〜個別に対応教師とは別に教育プランナー完全個別指導オンライン授業満足度第一位
デキタス5280円(税込) なし(PCかタブレット)入会月受講料無料などのキャンペーンおよそ190080円主要5教科、国文法、英語検定会員限定のオンライン指導サービス 94%の受講生がデキタスに満足
松陰スタディコーチングコース60分/週2回月額17050円(税込)入塾料20000円(税込)なし(PCかタブレット)入塾特典として学習用PCをプレゼントおよそ204600円 主要5教科、英検ネットドリル先生による見守りや指導報告AI-Showinシステム 教室数全国300校、学習塾口コミランキング1位

2025年最新版・中学生向けタブレット学習教材おすすめランキング

1位 Z会 中学生コース

ランキング評価

評価項目点数根拠(簡潔)
受講費用5月9,470円(5教科)
対応科目範囲45教科+実技4・入試演習
サービスの特徴・独自性5記述添削・難関校専用演習
サポート体制4添削質問・学習相談・アプリ通知
講師の質と数4専任添削者+難関大出身講師陣

 総合スコア 22/25

項目内容
月額受講費9,470円〜
初期費用専用タブレット0円※
(5教科一括+一括払)
対応教科5教科+実技4・入試演習
学習方式タブレット+添削紙教材
特色記述添削指導・難関校向け演習・中高一貫コース有

Z会 中学生コース – 難問揃いで思考力アップ、高校受験に強い老舗通信教育
Z会中学生コースは、中学での成績アップはもちろん、将来の難関高校。大学入試、どちらにも強いといわれる老舗通信教育です。Z会といえば、紙の教材の印象が強い人も多いかもしれませんが、最近はデジタル学習も取り入れ、より高い学習効果を発揮しています。

Z会の特徴は、丁寧な添削指導。たんなる採点ではなく、理解やモチベーションアップを促す添削指導は、古くから添削指導を行ってきたZ会のノウハウがあってこそです。採点が難しい記述問題なども、しっかりと見てもらえるので、タブレット学習にありがちな「記述に弱い」という問題点も、Z会なら難なくクリアすることができます。学校の教科書に準拠した映像授業は、オープンカリキュラムとなっているため、日々の予習はもちろん、復習にも活用できます。また、定期テスト用の教材や、実技4教科対策なども行われており、定期テスト対策もバッチリです。受験に関しても、高校入試対策カリキュラムや中高一貫校向け大学入試を意識した教材・指導で、お子さんのレベルに合わせた基礎力や応用力が養成できます。

Z会の受講費用は、中1が月額9470円〜(税込)。専用タブレットは、5教科セット受講プラス一括払いで申し込めば0円で利用できます。専用タブレットではなく、対応のiPadがあればそちらを利用することも可能です。Z会は他の通信教育に比べると若干受講費用は高めですが、映像授業や個別最適化などの機能に加えて、個別添削指導がついていることも考えると、納得のお値段です。Z会の中学生コースは、一般的な高校受験コースと、大学受験を視野に入れた中高一貫コースがあります。中1・2生には入試形式の実践問題にチャレンジする「中1・中2特別演習」や、受験を目前に控えた中3生向けの「中3入試対策演習」などもあるので、受験対策もバッチリ。希望に合ったコースや演習を選びましょう。

また、Z会のカリキュラムは、他の通信教育に比べるとやや難易度が高いという口コミをよく耳にします。トップクラスの成績を目指すお子さんや、難関校受験を目標としているお子さんにはおすすめですが、そうでないお子さんの場合はやや取り組むことが負担になってしまう可能性もあります。その一方で、自分の実力よりも少しだけ難しいZ会の問題に取り組むことで、お子さんの実力がさらに伸びるという可能性もあるので、合う合わないをしっかり見極めることが重要です。お子さんにヤル気があり、目指す目標がはっきりしているような場合は、Z会中学コースを利用することによって、よりレベルアップを図ることができるでしょう。

2位 東進オンライン学校 中学部

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5月3,278円
対応科目範囲45教科+英検対策
サービスの特徴・独自性5双方向ライブ・高速マスター
サポート体制4ライブQA・定期テスト講座
講師の質と数4人気講師多数・専門英語講師

 総合スコア 22/25

項目内容
月額受講費3,278円
初期費用なし
対応教科主要5教科+英検対策
学習方式双方向ライブ授業+映像講座
特色一流講師陣・高速マスター基礎力・定期テスト講座

東進オンライン学校 中学部 – 名門予備校の人気講師陣によるライブ授業と英検対策が魅力

東進オンライン学校中学部は、東進の実力講師陣による授業が受けられます。日々の学習をサポートしてくれる「標準講座」に加え、定期テスト対策としての「実践力養成講座」や英検対策なども人気があります。

東進オンライン学校中学部の特徴は、なんといっても双方向のオンライン授業です。録画の授業などで自学自習するタブレット学習が多い中、ライブでのオンライン学習は、緊張感があり、内容もしっかり頭に刻み込まれます。ネイティブ&日本人という、贅沢なダブル講師による英語の授業や、英検対策など、音声が重要な英語に関しては特に力が入れられています。また、問題の解き方を詳しく解説する「解説授業」によって、スピーディーな理解が可能になり、その分より多くの演習問題に取り掛かることができます。難しい概念も、模型やアニメーションを使ってわかりやすく解説してくれます。日々の授業では、考え方を学んだあとに、すぐに問題を解いて理解の確認と定着を行いますから、授業を受けるごとにどんどん実力が増していくでしょう。また、計算や英単語など、反復練習を必要とするような項目に関してはスキマ時間に活用できる「高速マスター基礎力養成講座」

といったコンテンツも用意されています。授業でも、授業以外でも、東進オンライン学校を利用することで着実に学力を伸ばすことができます。

東進オンライン学校の受講料は、講座ごとに異なります。標準講座、定期テスト対策、中1〜中3まで全範囲学習が入ったプランで、月額3278円(税込)となります。東進オンライン学校は、実力派の講師による映像授業が好評なオンライン学習です。地方からでも一流講師の授業を聞くことができるのが大きな魅力ですが、お子さんによっては授業内容が難しいと感じる人もいるようです。やる気があれば実力を伸ばすことができますが、そうでない場合には思ったように実力が伸びない場合も。東進オンライン学校の授業は、オンライン学習でも、塾に通っているようなペース作りをして、緊張感のある双方向の授業を受けたいと考えるお子さんにはぴったりなものとなっていますが、自分のペースで学習を進めていきたいというお子さんの場合はライブ授業であることがやや負担になってしまう場合もあるので注意しましょう。ただし、難関校受験を見据えていたり、英検などもしっかり押さえておきたいというお子さんの場合は、東進オンラインは非常に役立つサービスといえます。

3位 トライ オンライン個別指導

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用4月17,600円(1〜2万円)
対応科目範囲45教科+要望対応
サービスの特徴・独自性4完全1対1+AI診断
サポート体制5教師+教育プランナー常時連携
講師の質と数4全国トライ登録講師・質高い

 総合スコア 21/25

項目内容
月額受講費17,600円〜
初期費用なし
対応教科5教科中心(要望応じ変更可)
学習方式Zoomマンツーマン+AI診断
特色教師+教育プランナー二重サポート・質問しやすさ◎

トライのオンライン個別指導 – 大手塾トライ監修、自宅で1対1指導が受けられる安心感

トライのオンライン個別指導は、大手塾トライが監修する人気のサービスです。自宅で完全マンツーマンの授業が受けられるという安心感から、オンライン授業満足度第一位(イード・アワード2024塾による)にも輝いています。

トライの特徴は、お子様ひとりに対し、教師がひとりつくという、完全マンツーマン指導ですが、学習を見てくれる担当教師のほかに、授業以外の相談もできる正社員の教育プランナーがいるのも特徴です。教育や受験情報に精通したトライの正社員スタッフが、お子様に合わせた専用カリキュラムを作成してくれるので、それに沿って学習を進めていきます。教師とお子さん・保護者、そして教育プランナーとの連携をとることによって、万全の体制で定期テストや受験に臨むことができます。

手厚いサポートが受けられるトライのオンライン個別指導ですが、中学生の場合費用は月額17600円(税込)〜となります。これは、他のオンライン塾と比べるとかなり割高な印象です。ただし、担当教師とは別の、教育プランナーによるサポートや教育AI賞を受賞したAI学習診断、30000問以上の演習教材の存在などを考えると、妥当な金額と言えます。

トライのオンライン個別指導は、個別指導だけあってわからない点をしっかり解決に導いてくれる、質問がしやすいというのが魅力です。授業にはZoomを使用しますが、お互いの表情を見ながら、教材も共有しながら行なっていきますので、オンラインでも、通塾しているのと同じような感覚で授業に参加できます。口コミでも「質問がしやすい」という意見が多く見受けられます。勉強だけでなく、日頃の学習への取り組み方や進路などに関しても教育プランナーに相談できるというのも非常に心強いです。その一方で、やはり料金が高いというのも、多くの人が感じている点です。録画の動画などではなく、リアルタイムで指導が受けられる個別指導である点や、担当教師以外に、教育プランナーも関わっている点などを考えると妥当ではあるのですが、安いサービスと比べると倍以上というケースもあるので、口コミでは「料金がもう少し安ければ…」といった声が多くあがっています。

ともあれ、トライのオンライン個別指導は、きめ細かな学習サービスを求めるご家庭には非常におすすめです。特に、自宅学習の管理が苦手というお子さんや、集団の塾でみんなと足並みをそろえて学習するのが苦手というお子さん、学習方法や進路の決定などに不安を感じているご家庭などには、非常に心強い味方となってくれるでしょう。

4位 松陰スタディ(松陰塾オンライン)

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用4定額制(概ね〜2万円)
対応科目範囲4小中5教科・12万問
サービスの特徴・独自性5AI×見守りコーチ+専用ノート
サポート体制5毎回メール報告・常時見守り
講師の質と数3社会人コーチ中心・人数非公表

 総合スコア 21/25

項目内容
月額受講費定額制(学年共通・公式要確認)
初期費用なし
対応教科小中5教科・12万問
学習方式AI‑Showin自立学習+プロコーチ見守り
特色授業毎メール報告・専用ノートアウトプット・集中維持

松陰塾のタブレット学習(松陰スタディ) – 学習コーチが伴走!自立学習+コーチ指導のハイブリッド
学ぶ力を鍛える「松陰塾」のオンライン版が「松陰スタディ」です。パソコンやタブレットなどインターネット接続端末を使用して、全国300校ある「松陰塾」と同じAI-Showin学習システムによる指導を受けることができます。通信教育の多くは、お子さんが一人で学習に取り組んでいかなければなりませんが、松陰スタディでは、学習時に常に「学習コーチ」が一緒の時間を過ごします。自立学習とコーチ指導のいいとこどりで学習を進めることができるのが松陰スタディの魅力です。

松陰スタディの特徴は、オンライン指導中も先生の見守りが行われる、という点があります。一人で机に向かっていると、ついつい他のことに気が散ってしまったりすることがありますが、常に先生の気配を感じることで集中してモチベーションも高く保つことができます。先生が待っている、と意識することで、自然と学習習慣も身についてきます。見守り学習によって、先生は常に学習の進捗状況を把握するため、状況に応じて的確な指導とアドバイスを行なっていきます。コーチの先生は全員社会人なので、経験に基づくしっかりとした指導を受けることができます。毎回の授業後には、担当のコーチからメールで指導内容の報告を受けることもできるので、保護者の方もお子さんがどんな学習状況なのかを把握し、安心感を得ることができます。

松陰スタディだけでなく、パソコンやタブレットといった端末を利用して学習を行う通信教育では、手を動かすことが少ないため、学びが身につきづらい傾向にあります。しかし、松陰スタディでは、Showinシステムの学習内容に沿った専用ノートで学んだことをアウトプットし、より学力の定着を図ります。

また、松陰スタディの受講料は、定額月謝料金となっています。小学1年生から中学3年生まで、どの学年のお子様も小中5教科・12万問の問題に取り組むことができます。追加費用は発生しないので安心して利用できます。

松陰スタディは、経験豊富な社会人プロコーチが、学習の見守りや指導、アドバイスなどを行います。お子さん一人ひとりの個性にあった声かけやアドバイスを行なっていくので、モチベーションが上がり、学習習慣の定着へとつながっていきます。一人でじっくりと取り組みたいお子さんの場合は、プロコーチに見守られることが負担に感じられることもあるようなので注意が必要ですが、一人で学習しているとついつい気が散って他のことに手を伸ばしてしまう、サボりがちになってしまうというお子さんにとっては、松陰スタディのような手厚いサポートが効果的です。

5位 スマイルゼミ 中学生コース

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5中1:月8,580円
対応科目範囲45教科+実技4教科
サービスの特徴・独自性4AI学習提案・特進クラス
サポート体制3タブレット通知・保護者アプリ
講師の質と数2映像授業主体、講師数公表なし

 総合スコア 18/25

項目内容
月額受講費中1 8,580円〜(学年で増)
初期費用専用タブレット 10,978円
対応教科9教科(5教科+実技4)
学習方式専用タブレット完結
特色AI学習提案・特進クラス・追加費用なし(講習/模試)

·       スマイルゼミ中学生コース – 専用タブレット一台完結!9教科対応とAI分析で効率学習

スマイルゼミ中学生コースは、専用タブレットを使用し、国語・数学・理科・社会・英語の5教科に加え、音楽・美術・技術家庭・保健体育の4教科も学習できるサービスです。スマイルゼミの学習方法は、一般的な中学生の学習データと、お子さんの学習状況、講座ごとの正答率などをAIが解析し、必要な学習をタブレットから都度提案してもらうことができるので、効率よく学習を進めていくことができます。中学生コースの講座は、主要5教科+実技4教科の通常講座に加え、シーズンごとの夏期・冬期・春期講習で成り立っています。しかも夏期講習や模擬テストなど、通常講座以外の講座に追加費用はありません。1年生から現学年まで、学力に合わせてさかのぼり・先取り学習ができるので、基礎レベルをしっかり身に付けたいお子さんから、難関校レベルにチャレンジしたいお子さんまで、あらゆる要望に応じることができます。学習は専用タブレットを使用し、自分で動かせるアニメーション教材や専門講師による映像授業となっているので、楽しく・わかりやすく理解していくことができます。

スマイルゼミ中学生コースの会費は、中学一年生で月々8580円。初回のみ専用タブレット代10978円(税込)がかかります。会費は学年が上がるごとに若干上がりますが、さかのぼり・先取り学習ができることや、特別講習や模試などの追加料金がないことを考えるとかなりリーズナブルであるといえます。また、タイミングによっては「ごきょうだいスタート応援キャンペーン」など、お得なキャンペーンが実施されていることがあります。ごきょうだいスタート応援キャンペーンは、兄弟での同時加入でデジタルギフトをプレゼントしてもらうことができます。すでに受講中のご兄弟がいる場合も「ごきょうだい入会特典」を利用することができ、二人合わせて2000円分のデジタルギフトをプレゼントしてもらうことができます。

タブレット学習は、自宅でマイペースに学習を進められるのが魅力ですが、その一方で、本人のヤル気がないと継続できない、という問題もあります。しかし、スマイルゼミ中学生コースの場合「今日のミッション」という形で、タブレットから毎日、学習に入りやすい提案をしてもらうことができます。各講座ごとの学習時間はおよそ15分ほどと短いので、無理なく学習に取り組むことができます。また、難関校受験を目指したい場合には、通常講座よりもハイレベルな「特進クラス」の利用がおすすめ。特進クラスでは、難関校合格を引き寄せる応用問題などを取り揃えた、専用の対策講座を利用することができます。

6位 スタディサプリ 中学講座

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5月1,815円(年額換算)
対応科目範囲49教科見放題
サービスの特徴・独自性44.2万問演習・学年横断
サポート体制2基本チャットのみ
講師の質と数3有名講師だが人数は限定的

 総合スコア 18/25

項目内容
月額受講費1,815円(12 か月一括換算)
初期費用なし(端末持込)
対応教科9教科
学習方式映像授業+演習(PC/スマホ/タブレット)
特色厳選講師授業見放題・42,000問の演習・学年横断利用

スタディサプリ 中学講座 – 圧倒的低価格と映像授業!コスパ重視に人気のオンライン予備校

ステディサプリは、小学生から大人まで、それぞれの目的に応じた学習ができるオンライン予備校です。リーズナブルな利用料金で、充実したオンライン授業を受講することができます。タブレット学習が普及してきた昨今ですが、スタディサプリはその中でも特にコスパが高いオンライン予備校となっています。

スタディサプリの特徴は、全国どこからでも厳選講師陣の神授業が受け放題という点があります。講師陣だけでなく、演習問題も豊富で、良質な問題が42000 問以上揃っています。ユーザーはこれらの良問を何度でも繰り返し解くことができます。実際に今自分が在籍している学年の授業だけでなく、小学校1年生から高校3年生まで、授業を遡ったり先取りしたりしながら自分で学習を進めていけるので、予習や復習もばっちり。「授業で理解し、演習で定着」という流れで、基礎から高校受験に対応する応用力までを、しっかりと身に付けていくことができます。スタディサプリの受講料金は毎月1815円(12カ月一括払いを利用した場合の月額費用)と、非常にリーズナブル。そのうえ、学年が上がっても料金は変わらず。中学1年生から3年生まで、ずっとお得な1815円で利用することができます。また、他のタブレット学習・オンライン学習にありがちな専用端末の使用も、スタディサプリはありません。お手持ちのパソコン、タブレット、スマートフォンなどのインターネット接続が可能な端末を使用することができます。

スタディサプリは、リーズナブルな受講料で気軽に利用できるオンライン学習です。スマートフォンも使えるので、出先などでもスキマ時間にささっと学習をすすめることができます。また、主要科目だけでなく、全9教科に対応していますから、定期テストでも全教科高得点を狙うことが可能です。実際にスタディサプリを利用していた先輩方からも、定期テストで好成績を収められるという口コミが多数寄せられています。スタディサプリのホームページには口コミだけでなくスタディサプリを活用した先輩方の高校合格実績も多数上がっています。これを見ると、開成高校や筑波大学附属駒場など、難関校受験にも強いことがわかります。お住まいの地域の入試実績がどのようなものか、チェックしてみるとよいでしょう。部活などが忙しく、塾に通う暇がないというお子さんでも、スタディサプリならスキマ時間を活用できるのがポイントです。地方にお住まいの方でも、オンラインなら有名講師の授業に参加できるので、リーズナブルな費用で質の高い授業を受けることができるのは魅力です。

7位 デキタス

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5月5,280円
対応科目範囲45教科+国文法・英検
サービスの特徴・独自性4アニメ授業・ゲーム機能
サポート体制3学習履歴通知など基本
講師の質と数2キャラクター動画主体

 総合スコア 18/25

項目内容
月額受講費5,280円(中1〜3同額)
初期費用なし
対応教科5教科+国文法・英検
学習方式アニメ映像授業+演習
特色ゲーム感覚ランキング・全学年さかのぼり/先取り学習

デキタス – アニメーションで楽しく学べる!ゲーム感覚で勉強習慣づけ

デキタスは、小中学生向けオンライン学習教材です。学校の教科書内容に沿った映像授業と演習問題を利用することができます。ポップなアニメーションキャラクターの世界観で授業が展開され、楽しみながら勉強を進めることができます。教材内でランキングや全国イベントなども催されるので、ゲーム感覚で仲間と競い合いながら学力を高めていくことができ、モチベーションも高く保つことができます。楽しく遊んでいる感覚で基礎を固めていくことができるので、勉強が苦手なお子さんでも取り組みやすいです。

デキタス中学生コースの受講料は、中学1年〜3年まで料金変わらずの5280円。受講科目は国語・数学・英語・理科・社会(地理、歴史、公民)といった主要5教科に加え、国文法や英語検定もあります。中学生コースでは、中学校3年分の授業を遡ったり先取りしたりして、自分のペースで予習・復習を進めていくことができます。全学年コースと呼ばれるコースを選んだ場合は、中学の授業だけでなく、小学校と中学校、9年分の授業を利用することができます。先取り・さかのぼり学習は、学習中の分野に関連する分野を表示してくれるので、自分で効率よく予習・復習を進めていくことができます。基本問題を解くとチャレンジ問題に挑戦できるため、学習の度合いに合わせて着実にステップアップしていくことができます。授業や演習問題はサクッと取り組めるようにできていますから、部活などで忙しいお子さんでも、時間を有効活用しながら学習習慣を身につけることができます。デキタスの受講料は一般的なオンライン学習教材と同等か、もしくは安い部類に属しています。学年にこだわらずにさかのぼり・先取り学習ができることを考えると、受講費用5280円はかなりお得といえるのではないでしょうか。

デキタスは中学1年生から3年生まで受講費用が同じ。しかもさかのぼり・先取り学習ができるので、かなりお得感があります。授業内容もアニメーションキャラクターを使うなどポップな内容となっており、楽しみながら学習を続けることができます。ただし、学習内容が少し易しすぎて、基礎学力以上の学力をつけたいというお子さんや、難関校合格に向けて応用問題などにチャレンジしたいというお子さんには、やや物足りなさを感じるかもしれません。

デキタスは、ポップな授業で楽しく学習を進められる通信教育です。勉強が苦手だったり、勉強が嫌いというお子さんでも、アニメや映像、音声など、感覚をフル活用して学び続けることで学習習慣が身につきます。

8位 進研ゼミ 中学講座

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5月額7千円台と1万円未満
対応科目範囲3主要5教科
サービスの特徴・独自性4紙+タブレット/AI個別プラン
サポート体制3学習計画・AI質問対応はあるが時間帯限定
講師の質と数2直接指導講師は限定的(添削中心)

 総合スコア 17/25

項目内容
月額受講費学年別に変動(例:中1 約7,000円台〜)
初期費用専用タブレット0円※
(6 か月未満退会は8,300円)
対応教科5教科(英数国理社)
学習方式紙+専用タブレットのハイブリッド
特色AI個別指導・教科書準拠・ライブラリ教材

·       進研ゼミ中学講座 – 定期テストから高校受験まで網羅!紙+タブレットの安心ハイブリッド

進研ゼミ中学講座は、テストに強いと評判の通信教育です。紙教材とタブレット学習のハイブリットで学ぶことができます。

対応教科は英語・数学・国語・理科・社会の5教科。学校で使っている教科書に準拠した内容で学ぶことができます。学習のはじめに、タブレットとお子さまで個人指導が行われ、目標やスケジュールに合わせて最も効率の良いプランを作成してもらうことができます。予定通りに行かなくても、再調整が可能ですし、ミスをした問題はAIがその場で解決してくれます。学習以外にも、お子さんの興味を広げるライブラリー教材などもあり、楽しみながら学びを続けていくことができます。進研ゼミのタブレットは、専用タブレットとなりますが、初回特別優待で申し込み、6カ月以上継続で受講すればタブレット料金は無料(受講6カ月未満での退会・学習スタイルの変更は8300円)ですから、気軽に利用できます。学年ごとに受講費用は若干上がりますが、塾に通うことを考えればかなりリーズナブルな料金設定となっています。自宅でいながらにして効率よく学習を進められる進研ゼミ中学講座は、忙しい中学生でも成果を上げられると高い評価を受けているサービスです。毎年のべ5.4万人以上の先輩がゼミで合格という高い合格率を誇り「定期テストに強い!」「学習習慣がしっかりとつく!」など、保護者からも高評価を受けています。実際に進研ゼミ中学講座のHPには、塾に行かずにゼミだけで合格した進学先報告会員の第1・2志望校合格率は96.6%となっており、日比谷高校や青山高校といった難関高に合格した喜びの声も挙げられています。

コロナ禍以降、中学生の学習スタイルとして、塾に通わずに通信教育を取り入れる人が増えてきました。通信教育サービスの数も増え、タブレット学習などのオンライン学習を使うサービスもたくさん見うけられます。そんな中で、一体どのサービスを利用すれば良いのか迷ってしまう人も増えているのではないでしょうか。しかし、進研ゼミの中学講座であれば、中学生向け通信教育として古くからの実績がある定番中の定番ですから安心して申し込むことができます。特にタブレット学習を取り入れた進研ゼミ中学講座ハイブリッドスタイルは、効率よく学習を進められるタブレットでの勉強と、知識を定着させやすい紙教材での学習の良いところをそれぞれ活用できます。そのため、部活や習い事などで忙しいお子さんでも、自宅で自分のペースで学習を進めていくことができます。

9位 すらら

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用5月8,800円
対応科目範囲3主要5教科(無学年式)
サービスの特徴・独自性4ゲーミフィケーション・不登校支援
サポート体制3LINE相談・コーチ質問
講師の質と数1自学自習型で講師数不明

 総合スコア 16/25

項目内容
月額受講費8,800円〜
初期費用入会金7,700円
対応教科主要5教科(小〜高)
学習方式無学年式オンライン+AIドリル
特色ゲーミフィケーション・LINE相談・不登校支援実績

すらら – 発達段階に合わせた無学年式教材、つまずき解消に定評あり

すららは、学年にこだわらずに学習を進められる、オンライン教材です。経済産業省の「未来の教室実証事業」に採用された無学年式オンライン教材は、小学校〜高校までの主要5教科に対応。キャラクターによる対話型レクチャーや、AI搭載型ドリルによる効率の良い学習で、学習にどんどん自信がついていきます。自宅でできるオンライン学習は、モチベーションを保つのが難しいといわれますが、すららではお子さんのヤル気を引き出すゲーミフィケーション機能があります。ゲーム感覚でモチベを保ち、知らず知らずのうちに学習習慣の定着につなげることができます。

すららの利用料金は、小中(小学校〜中学校)の国語・数学・英語コースが月額8800円(税込)〜となっています。このほか、新規入会時には入会金7700円(税込) が必要になります。授業だけでなく学習に関することを気軽に相談できるLINE相談なども設けられていますが、これらの利用は無料。入会金と授業料だけで追加費用などは一切発生しません。

すらら中学生コースでは「学年にとらわれない無学年式学習で予習・復習がしやすい」「キャラクターによる対話型レクチャーで、一人で学習を進められる」「勉強が苦手な子でも、見る・聞く・書く・読む・話すなどの感覚を使った学習で飽きずに楽しく学習習慣が定着する」といった口コミが挙げられています。また、無学年式でマイペースに学習ができるすららは、不登校支援にも活用されています。すららを使った家庭学習で不登校でも出席扱い認定を受けることができる場合もあります。すららには20万問もの豊富なドリルが用意されていますから、お子さまの理解度・難易度に合わせた問題で着実に学力を身につけることができ、わからないときには質問機能を使ってすららコーチに質問をすることもできます。

すららは無学年式学習を最大の特徴とするオンライン学習システムです。わからないところを遡って学習すれば、つまずきを克服することができますし、日々の授業の復習にも活用できます。学年を先取りして学習すれば、日々の授業の予習になることはもちろん、得意科目をどんどん伸ばしていくことにもつながります。不登校のお子さんなど、通常とは違ったペースでの学習の仕方や、出席認定に必要な要件が必要な場合でも、すららなら対応することができます。すららは自分のペースで学習を進めたい中学生のお子さんには特におすすめできる教材なのです。

10位 天神 中学生コース

ランキング評価

評価項目点数根拠
受講費用4月額換算は低いが一括高額
対応科目範囲45教科+カスタマイズ
サービスの特徴・独自性5完全オフライン教材
サポート体制2電話・メールのみで時間限定
講師の質と数1自学式・講師情報なし

 総合スコア 16/25

項目内容
料金体系フルオーダーメイド一括購入(資料請求制)
月額目安塾より低コスト※
対応教科5教科(教科書準拠)
学習方式オフラインPCインストール型
特色ネット不要・回線不問・苦手科目のみ購入可

·       天神 中学生コース – インターネット不要で安心!オフライン教材で基礎力養成
家庭学習用デジタル教材「天神」は、幼児から中学生まで対応可能な通信教育です。インターネット接続が可能なパソコンやタブレットを使用して行われるオンライン学習と違い、天神の場合はあらかじめ準備されたデータがインストールされたパソコンを使用するので、インターネット接続環境がなくても利用することができます。

天神の受講料金は、請求してもらえる資料を参照となります。基本的に、天神のカリキュラムは、学校の教科書に準拠したものとなりますが、生徒一人ひとりに応じて作成するフルオーダーメイドなので、決まった価格というものがありません。お子さんの土台を築くために必要な費用として、じっくりと考えてオーダーをしていきます。といっても、他のサービスと比べて天神のサービスが特別高いというわけではありませんからご安心を。月額費用で比較すると、塾よりも安いと感じる人がほとんどです。要望に応じて「まずは苦手科目だけ」といった利用も可能です。その場合はかなりリーズナブルな価格で受講が可能です。インターネットを使わずに、あらかじめインストールされている受講内容を丸ごと購入するという形になるので、一括払いの場合はかなり高く感じられることもありますが、一度支払ってしまえばあとは好きなだけ利用できるので、長い目で見た場合はかなり割安になっています。また、タイミングによっては「新年度応援キャンペーン」などが行われており、Amazonギフト券などのプレゼントがもらえる場合もあります。

あらかじめインストールされたデータを使うということで、天神のサービスはインターネットが使えないご家庭でも利用できるというメリットがあります。また、インターネットは使えるけれど、回線状況があまりよくないというご家庭でも、天神はサクサク利用することができるでしょう。そのため、インターネット環境があまり整備されていないエリアにお住まいの方、出先などでも学習を進めたいという人にとっては、天神のサービスは非常におすすめです(ただし、タブレットやスマホは使えないので、出先で使用する場合は、パソコンを持ち込める上記ょうであることが必須です)。また、インターネットに接続できないパソコンを使用するということは、オンラインで利用できる他のサービス(ネットサーフィンや動画視聴、オンラインゲームなど)を使うことができません。パソコンを使うと他のコンテンツに気がそれてしまい集中できないという人も、天神の学習方法なら学習だけに集中して取り組むことができます。

高校受験に向けたタブレット学習活用のポイント

タブレットやパソコンなど、インターネット接続端末を使用したオンライン学習を利用する人が増えています。こうした学習の目的は、学校の勉強の予習・復習のほか、高校受験が挙げられます。従来では、受験対策といえば塾に通って志望校合格を目指すというスタイルが一般的でしたが、近年はオンライン学習の受験対策だけで志望校合格を目指す、あるいは塾とオンライン学習を併用して、より確実に志望校合格を目指すという人が増えてきています。とはいえ、オンラインでの学習で、本当に志望校への合格はできるのでしょうか。

高校受験のシステムは、各都道府県ごとに異なることが多く、それぞれの地域にあった勉強を行う必要があります。とはいえ、多くの地域の高校受験に共通しているのが「内申点」の存在です。高校受験の合否判定は、入試の点数や面接のほかに、生徒一人ひとりにつけられる「内申点」が影響をしてきます。内申点は、学校の成績を点数化したもので、高校受験の場合はこの点数が「内申書」もしくは「調査書」などとして中学校から受験する高校に提出されるのです。場合によっては、入学試験は行わずに内申点だけを審査して合否を判定する入試の方法もあります。いわゆる推薦と呼ばれるタイプの入試もこのパターンが多いです。そのため、オンライン学習でも、できる限り高い内申点を獲得するための勉強が重要になってくるのです。では内申点を高くするにはどのような勉強をするのがよいのでしょうか?結論としては、内申点は定期テストの出来具合が、大きく影響してきます。そのため、定期テストで高得点を狙うための勉強が必要になります。ですから、オンライン学習では、定期テスト対策がしっかりしているものを選ぶことが大切なのです。普段の学習は授業の予習・復習がメインというカリキュラムでも、定期テストが近くなったら定期テスト向けの演習問題や模試などが充実しているオンライン学習サービスがおすすめです。また、推薦入試などで内申点が非常に重視される可能性がある場合には、主要5教科だけでなく、実技4教科についてもサポートされているサービスを選ぶと、より高い内申点を取ることができるでしょう。スマイルゼミやZ会、スタディサプリなどは実技4教科に関してもサポートしてくれます。スマートフォンを使ってオンライン学習が進められるサービスの場合は、ちょっとしたスキマ時間を使ってテスト対策の勉強が進められるので、忙しいお子さんの場合は、スマートフォン対応しているオンライン学習をつかうのもおすすめです。スタディサプリやトライのオンライン個別指導などがこれに該当します。

また、高校受験では、学校の中だけでなく、より広い範囲での自身の順位を知っておくことが必要になります。そのためには、模擬試験に挑戦して、同世代の中学生の中で自分がどのくらいできているのかというのをチェックする必要があります。オンライン学習であれば、Web上や紙教材などで提出できる模試があります。特に、受験が近づいてきた中3生であれば、オンライン学習でも全国規模の模試を一度は受けておくことをおすすめします。

その他、すでに塾などに通っている人でも、オンライン学習をプラスするという勉強方法があります。この場合は、塾の学習は学校の学習と同じような位置付け(学校の勉強をさらに深めるために利用する)で、オンライン学習は自宅での学習習慣を身につけるためのツールとして利用しているという人が多いようです。また、地域に密着した塾の場合は、リアルな受験情報を多く持っているケースが多いです。そのため、受験情報を得るために塾を利用し、実際の学力アップのためにオンライン学習を活用するという人も少なくありません。オンライン学習の場合は、部活などで忙しいお子さんでも、自分でスケジュール調整をして取り組みやすいので、学校や塾の勉強の内容をより定着させるために、オンライン学習(タブレット学習)を取り入れているという人も多いです。

まとめ

コロナ禍以降、インターネット接続端末を使用したオンライン学習が普及してきました。特に中学生の場合は、部活などに忙しいお子さんでもオンライン学習ならば取り組みやすいとして人気があります。ここでは、人気のオンライン学習・タブレット学習のサービスを紹介してきましたが、どれもそれぞれ特徴が異なるので、お子さんのタイプや利用目的に合わせたサービス選びが重要になります。普段の学校の授業のサポートとしてオンライン学習を取り入れるのであれば、教科書に準拠していうことはもちろんですが、定期テスト対策などが充実しているサービスを選ぶのがおすすめですし、受験対策としてオンライン学習を取り入れるのであれば、模試や入試形式の演習などが充実しているサービスを選ぶのがおすすめです。受験でも、難関私立高校などを目指す場合には、応用力が問われることが多いので、通常の学習よりも少しハイレベルな応用レベルのサービスが必要になります。

また、小学生と違って、中学生の場合は、保護者にアレコレ指図されたくない、というお子さんも増えてきます。オンライン学習の場合は、お子さんが自分で学習を進めていくので「本当に勉強しているのかしら?」と不安になることが多いようです。そうならないためには、保護者向けに学習の進捗状況をお知らせしてくれるサービスがついているオンライン学習を選び、お子さんの学習状況を静かに見守ってあげることも必要です。










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