派手好きで格好いい叔父…10年ほど音信不通に
50代後半の独身の叔父は、派手好きで自由奔放。若いころから好き放題に人生を過ごしている姿はうらやましくもありました。見た目より若々しく、端麗でスタイルも良いため、芸能関係の仕事の経験も。
叔父は10代から地元を離れ、都市部での生活が長かったので、都会的な思考を持っていました。田舎に住む私や両親とは考えが違って話が合わないこともありましたが、叔父にとって唯一のめいである私のことはとてもかわいがってくれたのです。
そんな叔父は40代後半で転職をし、海外に行ってしまいます。ちょうどそのころ、姉である私の母と親の介護や実家のことでもめてしまい、親族みんなと疎遠となり、ここ10年ほど音信不通になっていました。
現在30代半ばの私も、叔父に最後に会ったのは25歳のとき。その後の私の結婚や出産の報告もまともにできないまま、月日だけが流れていたのです。「そういえばまだ夫にも誠一おじさんを会わせていなかったな……」とふとしたときに思い出していましたが、なかなか叔父と再会する機会はありませんでした。
再会が実現!変わらぬ様子に安堵したものの…
そんな中、なんと急に叔父から私の母に連絡がありました。また日本で仕事をすることになったというのです。母からは興奮気味に「誠一が戻ってくるって! 久しぶりにみんなでご飯行くよ!」と電話が。自分たちの実家のことでもめた2人でしたが、もうすっかり時効のようで、さすがは姉弟だなと感心しました。一方で私は、「ついに誠一おじさんに夫を紹介できる。すっかり母親になっている私を見たらびっくりするだろうな」と楽しみでもあり、同じくらい緊張感いっぱいでした。
そしてついに再会の日。会食をするレストランに姿を現した、10年ぶりに見る叔父は多少老けていましたが、態度の大きな性格はまったく変わっていません。私に会うなり、夫と子どものことには触れもせず「あんたいくつになった?」と聞いてきたのです。
夫はそんな叔父の態度に萎縮していたようですが、慣れている私は懐かしさを感じながら、昔のように会話を続けます。無事に夫のことも紹介できほっとしていると、突然叔父が私に耳打ちで尋ねてきたのです。
「まだ40代なのに…」夫への失礼発言に怒り沸々
「夫は何歳?」とこっそり聞く叔父。何も考えずに私は「41だけど」と答えました。すると、離れた場所にいる夫の姿を確認した後、小さめの声で「まだ40代になったばかりで若いのに、あの薄毛はかわいそうだね。残念だ」とばかにしたように笑いながら言ったのです。
私は耳を疑いましたが、叔父は一切悪気がないように見えます。そのデリカシーがなさすぎる発言に私はかなりショックを受けました。何より初対面のめいの夫の容姿をけなし、めいである私に直接ぶつけてきたという事実に腹が立ちました。
叔父はたしかに、髪の毛がふさふさで薄毛とは無縁のため、薄毛の人の気持ちがわからないのかもしれません。しかし、あまりにもストレートで無神経すぎる言葉。私は、「そんなこと言わなくていいじゃん」と返すしかできませんでしたが、不快な表情で叔父をにらみつけ、そばを離れました。
その後は、叔父の顔を見る気にも、話す気にもなれませんでした。せっかく楽しみにしていた叔父との再会でしたが、そんな叔父の言動で台なしになったのでした。
まとめ
10年ぶりに再会した叔父から、結婚した私と夫を祝福するどころか、夫の容姿に対して陰口を叩かれるとは思ってもいませんでした。叔父は、久しぶりに会う私とのコミュニケーションのつもりで悪気なく言ったのかもしれませんが、夫の容姿について「かわいそう」「残念だ」などと言われて気分の良い人がいるわけありません。たとえ身内であっても、想像力や思いやりを持って言葉を選ぶことが大切だと感じた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:森 うめこ/30代主婦。ケーキよりどら焼き派。過干渉な実母と、音信不通気味な義母、2人との距離感に悩む。
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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