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「まさか!」飛び散った真っ赤な液体。私の油断が招いた事故

子どもが1歳のとき、醤油、お酢、ごま油などさまざまな調味料をいたずらで引っ張り出し、ぶちまけるというハプニングが起きました。なかでも笑いごとでは済まされなかったのがタバスコ。親が少しでも「大丈夫だろう」と油断すると、大きな事故へ繋がりかねないと感じたヒヤッとした体験談です。

子どものいたずら対策がおろそかに

当時わが家が住んでいたのは、キッチンとダイニングが一体となった古い間取りのマンションでした。キッチンカウンターなどはなくキッチンに柵を付けることができないので、当時1歳の好奇心旺盛な子どもはキッチンにやってきてはウロウロ。あちこち引き出しを開けてはいたずら放題。

 

その様子を見かねて引き出しにチャイルドロックを取り付けたり、扉はひもで縛るなど工夫をしていました。しかし日々の生活で引き出しのロックを都度開け閉めするのは面倒で、うっかりロックを開けたままにしてしまうことも多々ありました。

 

調味料をぶちまけるいたずらが頻発

そんななか、ちょっと目を離した隙に子どもが調味料を引っ張り出し、フタを開けて中身をぶちまけて遊んでしまうハプニングが発生! それは1度ではなく、調味料の種類を変えながら3度ほど発生しました。

 

調味料にまみれて遊ぶその姿は、どこから手をつけていいのかわからないくらい脱力する状況……。しかしそのときは、まだ笑いごとで済んでいました。

 

 

私の油断が招いた事故の予兆

その日の私はいつも通り、お風呂の準備をしていました。まだまだ危なっかしく動き回る子どもは、目を離すときはベビーサークルの中に入れています。

 

しかしある日、柵の中で遊び飽きた子どもが、私が冷蔵庫を開けたときに見えたタバスコの瓶を新しいおもちゃとして欲しがりました。「危ないからダメ」となだめてもかんしゃくは収まらないので、仕方なく瓶のふたをギュッと固く締めて子どもに渡し、お風呂の準備でその場を離れました。

 

タバスコ事件が勃発

私がベビーサークルに戻ると、辺りには真っ赤な液体が飛び散り、呆然と立ち尽くす子どもが……。その惨状を見て、すぐにタバスコの瓶を開けたことがわかりました。タバスコは子どもの肌にもかかっており、子どもはものすごい勢いで泣き始めました。

 

慌てた私はすぐにお湯で流しましたが、子どもはさらに大泣きに。タバスコはお湯をかけると痛みが増すことを、私自身、肌に付いたタバスコの痛みで気が付きました。その後すぐに病院を受診。幸い目には入っておらず、肌に付いた範囲も広くなかったことから大事には至らず、塗り薬だけもらって帰宅することができました。

 

 

「少しの間なら大丈夫だろう」「固く締めたフタを子どもは開けられないだろう」といった過信が招いた事故に、私はとても反省しました。この体験から、改めて危険なものは事前に排除することの大切さを痛感し、親の少しの油断が大きな事故に繋がりかねないという教訓を得ました。

 

※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:村上 素子

3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。

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      危ないものと分かっていて目を離した状態で渡す神経が分からない
      +60 -5
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      1回、ぶちまけられた時に何かしらの対策しとけばいいのに。

      それに、タバスコの蓋を固く閉めて渡すじゃなく、
      ダメなものはダメと教えればいいのに。
      +59 -8

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