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日々健やかに成長するわが子に安堵。ところが6カ月健診で、医師から衝撃発言が飛び出して…!?

出産後、すくすくと育っていく息子の姿を見て、私は「発達の心配はないだろう」と思っていました。ところが6カ月健診を受けたとき、医師からまさかの発言が……! 想像もしていなかった医師の言葉に、私はとにかく驚いてしまいました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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きっかけは6カ月健診で

息子の視力について医師から診断があったのは、かかりつけの小児科での6カ月健診のときでした。それまで大きな問題もなく、すくすくと育っていた息子の姿を見て、発達の心配はないだろうと思っていた私。診察のときに医師から「視力スクリーニング検査で、乱視の疑いがあるので来月また検査しましょう」との言葉に、「まだ生後6カ月で乱視!?」と驚いたことを覚えています。

 

1カ月後、小児科で再度スクリーニング検査をしたところ、やはり乱視が強いという診断だったため、小児を専門とする眼科へ紹介状を書いてもらうことに。視力がよく、乱視に対する知識があまりなかった私は、子どもがこれからの生活に大きな影響があるのではないかと、とても心配になったのを覚えています。

 

不安な気持ちで小児眼科を受診

紹介状を書いてもらい受診した小児眼科では、6カ月健診のときよりもより細かく検査をしてもらえました。しかし、まだ言葉も通じない生後7カ月の息子。検査は難しい面もあり、医師からは、時間をかけて「検査慣れ」をしていくことを提案されました。

 

このとき、時間がかかる検査になることを覚悟しました。乱視が強ければ早めに矯正ができるのはよいことであり、この時点で気がつくことができてよかったと医師は励ましてくれました。それから毎月、自宅から車で1時間かけた小児眼科への通院生活が始まったのです。

 

 

3歳を迎えた今、息子の視力は?

通院生活は、まずは視力検査の機械に慣れることから始まりました。そして1歳6カ月ごろからは、視力検査で「上・下・左・右」を口で言う代わりに、手で操作をするハンドルを使っての視力検査ができるよう、自宅でハンドル操作の練習をしました。2歳6カ月になるころにはアトロピンという目薬を朝晩点眼し、検査をおこなうように。

 

現在、息子の視力は成長とともに発達し、乱視はあるものの経過観察で様子を見ている状態です。3歳を過ぎた今も、小児眼科へ通院をしています。定期的な通院は大変ではありますが、早期発見ができて検査に慣れたことで、今の状態がしっかりとわかるので本当によかったと思っています。

 

 

息子の場合は視力でしたが、親から見て健康に見えても、見た目ではわからないことがあるということに気がついた経験でした。そしてあとから知った話では、6カ月健診での視力スクリーニング検査は、すべての病院で実施されているわけではないということ。検査をし、早い段階で専門病院の受診をすすめてくれたかかりつけの小児科医に感謝しています。そしてそんな医師が身近にいることがすごく心強いと、改めて感じました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

イラストレーター/ちひろ


著者:伊藤 美里

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