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まだの人必見!最大2万円分のポイントがもらえる★マイナポイント第2弾をFPが解説!

ファイナンシャルプランナーの大野先生が、マイナポイント第2弾について教えてくれました。マイナンバーカードをまだ作成していないという方や、マイナポイントについて詳しく知りたい!という方はぜひチェックしてくださいね。

この記事の監修者
監修者プロファイル

ファイナンシャルプランナー大野高志

1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計 代表取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
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2022年6月30日から最大2万円分のポイントもらえるマイナポイント第2弾が始まりました。総務省発表の2022年6月1日時点のマイナンバーカード交付状況では、全人口の44.7%にあたる約5660万枚が発行されていますが、まだ半数以上の人がマイナンバーカードを持っていません。そのため、マイナンバーカードをまだ作っていない人に対しては作成するところから、すでに作った方に対しては利用する機会を増やす観点から今回の制度が期待されています。

今回はマイナポイント第2弾についての概要をお伝えします。

 

1.必要なものはマイナンバーカードとキャッシュレス決済手段です

まず、この制度に必要なものは以下の2つです。

 

①マイナンバーカード

顔写真入りの「個人番号カード(マイナンバーカード)」が今回の制度の対象です。2015年10月~12月に配布された紙の「通知カード」は対象外です。以前に郵送された「個人番号カード交付申請書」をお持ちの方は、QRコードをスマートフォン等で読み取り内容を入力するか、郵送によりマイナンバーカードの申請が可能です。「個人番号カード交付申請書」がお手元にない場合には、申請書をダウンロードしての印刷または、お住まいの市区町村でのお手続きが可能です。

 

詳細は、下記サイトをご確認ください。手続きから交付まで遅い場合には2カ月程度かかるケースもあるようです。

 

②キャッシュレス決済手段

この制度に登録されている、電子マネー、プリペイドカード、QRコード、クレジットカード、デビットカード等が対象となります。

対象となっているキャッシュレス決済サービスは下記サイトをご確認ください。

2.マイナポイント新事業の基本的事項

【1】対象期間

①マイナポイントを受け取るためのマイナンバーカードの申請期限

2022年9月30日まで


②マイナポイントの申込、健康保険証の利用登録、公金受取口座の登録

2023年2月28日まで


③マイナンバーカードの新規取得等によるキャッシュレス決済サービスでのポイント付与

2023年2月28日まで 

 

【2】対象となるキャッシュレス決済手段

①電子マネー ②クレジットカード ③デビットカード ④スマートフォン(QRコードやバーコード等のペイアプリなど)

 

【3】ポイント還元率

①マイナンバーカードを新規に取得して、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージまたはお買い物をするとご利用金額の25%分のポイント(最大5000円相当のポイント)

マイナンバーカードを既に取得して、前回のマイナポイントの未申込者も対象です。

 

②健康保険証としての利用登録をした人に7500円相当のポイント

(すでに登録した人や利用申込みをおこなった人も対象です)

マイナンバーカードの健康保険証利用については、下記サイトをご確認ください。

 

③公金受取口座の登録をおこなった方に7500円相当のポイント

2020年に実施された1人10万円が支給された「特別定額給付金」のような制度が今後できた際の受取口座を登録することです。

公金受取口座の登録については、下記サイトをご確認ください。

 

【4】マイナポイントの予約・登録に必要な環境

マイナンバーカード、キャッシュレス決済手段を用意し、アプリの対応しているスマートフォン、ICカードリーダライターとパソコンまたは、コンビニエンスストアのマルチコピー機や市区町村等に設置されている支援端末で予約・登録をします。

 

3.マイナポイントの注意点

①個人情報の取扱いには注意しましょう

マイナポイントの受取には、マイナンバーカードやキャッシュレスの決済手段が必要で、いずれも個人情報の取扱いに注意が必要です。事業者を装った偽サイトのアクセスや手続き代行などを騙った詐欺グループ等には特に注意が必要です。個人情報の取扱いに不安のある人やマイナンバーカードそのものの情報漏洩が不安な方は、市区町村窓口での手続きやマイナポイント第2弾の利用を見送ることも選択肢の一つかと思います。

 

②健康保険証として使える医療機関・薬局は限られています

マイナンバーカードに健康保険証の情報を登録することは比較的簡単にできますが、すべての医療機関・薬局でマイナンバーカードを健康保険証として利用できるわけではありません。今後、利用できる医療機関・薬局は増える予定ですが、現時点で使えるかどうかは、医療機関・薬局に確認するか、下記サイトをご確認ください。

 

また、2022年4月から医療機関・薬局で、マイナンバーカードを使って保険証の確認をした場合には、自己負担3割の場合で、月1回につき初診21円、再診12円、調剤9円の新たな負担が生じることになりました。そのため、しばらくはマイナンバーカードと健康保険証を併用するつもりでいることをお勧めします。

 

 

今回のマイナポイント第2弾は、カードの取得後のキャッシュレス決済以外にも、健康保険証の利用登録や公金受取口座の登録にもポイントが付与され、前回よりポイント付与額が大きくなりました。登録する内容をご自身でご判断されたうえで、コロナ禍の家計にプラスになるようにこの制度を上手に利用されることをお勧めします。

 

 

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